09/04/01 09:28:41 JOGeqEhm0
P144
「心臓疾患による若死は、従来は主に純漁村村でしたが、最近は都市部にも広がり、元気だった人が急に死ぬというのが多くなってきました。その殆どが肉などのご馳走を大食して野菜、大豆、海藻をとらない結果です。」
<重労働で可哀想な村は短命か>より
P34 病名は無いけど、食生活で。重労働に関して。
「・・・・机上の議論としては労働過重は体に悪いだろう、寿命も縮めるだろうと言うでしょう。しかし、これはあくまで想像であって、労働過重が短命にした事実がみられないのです。
結局、何が長命、短命の分かれ道になっているかという実際においては、それが食生活であることは事実なのです。」
P31
「私の調査も、最初から食生活を調べるつもりではなかったのです。むしろほかの学者が言うように、
「遺伝だ」とか「気候がいいところが長生きする」などという考えや、
「重労働のところは早く老化して長生きしない」とか、
「酒をのむところは短命で、秋田県の人が日本一短命なのは、ドブロクを飲むからだ」などとみんなが言うものだから、あるいはそうだろう、と思ったものです。しかし、そういうことを説く人が、実地調査をやっていないのです。
・・・・・・・・という気持ちで、長生き村と短命村を次から次へと回り、実地にとらえて、一つの結論が出てきたのです。」
病名に関してはあまり多くは出ていませんでした。内容に関してはこんな感じの本です。