10/03/04 02:37:34 I1mJ8WMZ0
>>623
乙。
自分もプロってわけじゃないんで、ほんとに素人の意見だから参考になるかどうか
分からないけども。
確かに、FTA-ABS IgMの検査は、梅毒トレポネーマが現在活動しているかどうかを
確認するには有益な方法だとされている。
ただ、これは単独では使わず、STSとTPHAの結果との組み合わせで見るべきだ、
という意見がほとんど。
…難しい所だなぁorz
要はこの「FTA-ABS IgM 5倍(±)」の部分をどう見るか、という所だと思う。
他の部分は問題ないというか、治療終了して経過観察すればよし、と見えるし。
医者はこれを、「5倍が(-)ではないのでまだトレポネーマ活動中かも?=要治療」と
読んでるわけで、それは「上がっていってもいないけども治療しても下がっていかない」
という経過も含めてだろう。
検索すると、
> 梅毒を抗生物質で治療し現行血清反応が陽性であっても、
> IgM抗体を有していない患者は治癒とみなすという報告があり
という類の文にはぶつかるけど、これの裏の「IgM抗体を有している患者は治癒とはみなさない」が
必ず成り立つのかどうかについては、どうも分からない。
まあ、有用な検査に見える割りには、特殊な時の判定にくらいしか使われてなさそうなのも
あるんだけども(結果が出るのが遅いというのも、あまり使われない理由かもしれない)。