C型肝炎総合スレpart27at BODY
C型肝炎総合スレpart27 - 暇つぶし2ch654:病弱名無しさん
09/02/14 19:18:41 iPnHtGyS0
>>653
>SVRはウイルス学的著効で「現在の検査技術では血液中にはHCVが確認できない」という意味ではないの?
>血液中の検査で肝臓にウイルスがいるかどうかわからないし、著効後に肝生検したらHCVが微量に存在していたらしいよ
ここまでは、同意します。

>SVRと診断された人でも、1年後や2年後、数年後に再燃した人もいるよ
たしかに、ゼロではないけど、学会/論文発表できるレベルの稀な出来事ですよ。
そんなに頻繁にはおきない。
でもSVRの5年後以降に肝癌になる例は、結構報告されてます。

URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)
日本消化器病学会雑誌 Vol. 104 (2007) , No. 6 pp.809-814
インターフェロン著効後11年を経過し肝細胞癌の合併がみられたC型慢性肝炎の1例
要旨: 61歳男性.C型慢性肝炎に対してIFN療法を行い著効が得られ,肝組織像も改善し
た.11年後に 15mm大の肝腫瘤を指摘され,腫瘍生検で高分化型肝細胞癌と診断された.
肝動脈塞栓術と経皮的ラジオ波焼灼術の併用療法を施行し,腫瘍の完全壊死が得られた.
文献的考察から,男性,高齢者および肝線維化進行例が,IFN著効C型慢性肝炎の発癌の
危険因子と考えられるため,これらの症例では長期にわたる経過観察が必要である.

URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)
2) 飯田 拓, 世古口務, 山本敏雄, 他: インターフェロン治療後8年目に診断
された肝細胞癌の1例. 日本臨床外科学会雑誌 62; 1492-1496: 2001

 でも、これらのケースはIFNでSVR後、HCVが再燃してHCC(肝癌)になった
わけでなく、IFN治療前の慢性肝炎の時に肝癌の芽ができていて、時を経て
成長して肝癌になったと考えられています。
 いずれにしても、IFNでSVR(ウイルス学的著効=完全著効果=CR)になっても
その後、長期にわたってHCCのフォロアーップ検査を(半年に1度)していく
のが安全ですね。私はSVR後6年目だけど、今後もHCCのフォロアーップ検査は
ずっと一生続けるつもりです。再燃するとは思わなけど、HCCになる可能性は
健常人にくらべてかなり高い(SVR後14年間のHCC発生率は4%程度だから)
URLリンク(www.c-kan.net)


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