09/02/07 22:18:01 oi6DLLB50
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ウィルスが排除されなくても肝がん発生阻止の可能性
患者さんの体調や合併した病気の状態によってはリバビリンとの併用療法を受
けられない場合もあり、そのような場合にはインターフェロン単独の長期治療
を考慮します。C型慢性肝炎に使用されるインターフェロン製剤にはインター
フェロンアルファ(遺伝子組み換え型・天然型)とインターフェロンベータ
(天然型)があり、前者の遺伝子組み換え型製剤には、アルファ-2a、アル
ファ-2b、アルファコン-1の3製剤があります。投与方法は製剤によって異なり
ますが、インターフェロンアルファ製剤では最初の2~4週は毎日、その後は
週3回のペースで筋肉内もしくは皮下注射します。
ウイルスの完全消失と肝機能の改善が得られた人では未治療の人に比べて明ら
かに肝がんの発生率が低く、またウイルスの完全消失が得られなくても治療中
肝機能が改善された場合は、肝硬変や肝がんへの進行が抑えられることがわ
かっています。
インターフェロン療法の効果
インターフェロン治療で著効(ウィルス消失・肝機能正常化)を示した人は無
効の人より肝がん発生率が低い。治療後再燃した人(治療中は肝機能正常化)
でも無効の人より肝がん発生率は低い