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C型慢性肝炎とその治療 C型慢性肝炎の治療
監修:国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院長 熊田 博光 先生
C型慢性肝炎の治療法 原因療法と対症療法がある
C型慢性肝炎の治療法には、C型肝炎ウイルスを体の中から排除して感染からの
治癒を目指す原因療法と、肝機能を改善して肝炎の悪化を防ぐ対症療法(肝庇
護療法)があります。
原因療法
主役はウイルスの増殖を抑える働きを持つインターフェロンです。C型肝炎ウイ
ルスを体内から排除して完全治癒を目指します。いくつかの種類がありますが、
いずれも注射剤です。最近では週1回の注射で優れた効果を示すペグインターフェ
ロンという新しい製剤も登場しています。リバビリンは単独で使用しても効果
がありませんが、インターフェロン、ペグインターフェロンとの併用でウイル
ス排除効果を飛躍的に高める内服薬です。
対症療法
ウイルスを体内から排除する効果はありません。肝炎の沈静化を目的として
肝機能〔AST(GOT)とALT(GPT)〕を改善します。グリチルリチン配合剤
(注射薬)またはウルソデスオキシコール酸(内服薬)が主に使用されます。