09/01/18 11:12:12 UjaZAFTd0
>>317 大阪大学からの報告ですね?
>笠原氏らは、大阪大学など6大学病院と1関連病院を受診、
>1997年までにIFN治療を完了していたC型慢性肝炎患者3024人と、
>IFN治療を受けていないC型慢性肝炎患者271人を登録、2000年
>12月末まで追跡してIFN治療が肝細胞癌の発症率や肝疾患関連
>死亡率に与える影響を調べた。登録時からの平均追跡期間は、
>IFN治療群が約8年、IFN無治療群が約6年。
URLリンク(medical.nikkeibp.co.jp)
セレクションバイアスが相当かかってますけど、初回治療で著効した
患者だけは、がんになりにくいことは予測できますね。
でも、それ以外は統計的な信頼性を考慮してもがんになりにくいとは
予測できません。
また興味あるコメントが・・・
>対象患者を肝臓の繊維化の程度で3群に分け、IFN治療の効果を検討した。
>すると、肝細胞癌の発症率については、中等度~重度の繊維化群(F2~F3群)
>でのみIFN治療で有意に低下し、繊維化がなし~軽度の群(F0~F1群)や
>肝硬変群(F4群)では、低下傾向はあるものの有意な差にはならなかった。
問題は高齢化したC型肝炎の患者で初回IFN治療で無効、または治療に
もはや耐えられない人達にどうするべきか? じゃないでしょうか?
halt-cで初回ペグリバで失敗したら、もうペグで維持投与やっても死亡率を
上げるだけという結果が出たのですから。
第三の薬剤の早期開発が必要でしょう。