08/12/25 22:35:15 JMx/wEcu0
>>66
それはトンデモ本だよw
西洋の割礼は、エジプト・北アフリカ圏の風習→ユダヤ教(神との契約の印)が起源。
あとイスラム教の割礼(成人通過儀礼)も同起源。(謎は古代エジプト文明にあり)
その後、大きな変化が2つある。
一つはキリスト教の誕生。つまりユダヤ教の宗教革命だ。
なんと割礼を廃止して、洗礼に変えてしまった。(これ超過激なこと)
だからキリスト教徒は、宗教的な意味での割礼は行えない。
旧教の時代は、それで問題が無かったし、今でも欧州の大部分はそう。
それどころか、ユダヤ人の疑いを避けるため、亀頭が僅かでも見えるのを忌み嫌う。
また知識人階級は、ギリシャ・ローマの伝統から、体を傷つける割礼を「野蛮な風習」とみなす。
もう一つの変化は、キリスト教内の宗教革命。つまり新教の誕生だ。
信者自身が原典たる聖書を読む。ところが聖書には旧約部であるユダヤ教史が含まれる。
『守るべき契約はこれである。すなわち、あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける』
『無割礼の男がいたなら、その人は民の間から断たれる。わたしの契約を破ったからである』
読めば当然超不安になる。何度も何度も何箇所にも出てくる「契約の絶対条件」なのだから。
結果、19世紀末の英国で、「保健・衛生」に名を借りた割礼が大ブームになって、
一挙に旧教人口の少ない(旧)英連邦諸国に風習として定着。
発祥の地、英国では「医学的に効果が否定されブームは沈静化」したあとも、
米・豪に根強く風習として残る。
その米国から、敗戦ショックの日本に入った価値観(キリスト教の新教が背景)の影響で、
神道の民が、古来から全く問題にしたことの無かった「包皮の処置」について、
今このスレでマジに話しているという次第w (長文スマソ)