08/11/22 01:35:19 G3xFV4650
>>640
>>642に書いているけど、IFN中和抗体は、どんなIFN製剤でもできる可能性はある
ペガシスは元々中和抗体が出来やすいロフェインをペグ化(体に無害な高分子を巻きつけた)したもの
ペグイントロンは、イントロンAをペグ化したもの
ペグ化すると、IFN製剤自体をリンパ球が攻撃して抗体を作ることを出来にくくする
ペガシスは、中和抗体が出来やすいロフェインを使ったので、40kDの量の高分子を巻きつけた
ペグイントロンは、中和抗体が出来にくいイントロンAを用いたので、12kDの量の高分子を巻きつけた
その結果、ペガシスはペグイントロンよりも体の中に残りやすいタイプとなるので、リバビリン併用療法だと、
ペガシス・コペガスの方がSVR率が高いかも?って思って今治療で使っている
ただ、ペガシスは体の中に残り易いIFNのためか、間質性肺炎が出現しやすいし、
40週超えてから急激に血小板が半端じゃない速さで落ちていく人がいたために、毎週の血液検査が義務付けられている