08/11/20 23:34:39 oZCkGaIf0
>>614
「免疫」の説明は難しい、HCVの話題だから、HCVに限って言うけど、
HCVを不活化するにはウイルスだから、白血球のリンパ球が主に働く
インターフェロンは、ウイルスが体に入ったときにリンパ球にもっと働けと命令しているような元々からだの中にある蛋白質
インフルエンザウイルスにかかると、体の中にIFNが産生されリンパ球が鍛えられウイルスを不活化させるのだが、
HBVやHCVなどは、このインターフェロンを産生させない働きがあるようなものなので(この辺の説明が難しい)、
体の外から、強制的にIFNを投与して、ウイルスを完全に不活化しようとしている
で、リバビリンはウイルスを弱体化する働きがあるので、二者併用療法でウイルス学的著効を目指している
HCVに感染した肝臓の細胞があると、リンパ球がHCVをやっつけようとする
その時に、同時に肝細胞まで破壊されるから、GOT・GPTなどの肝臓に多い酵素が血中に流れて、肝炎とわかる
キャリアといわれる人は、感染してウイルスがいても、肝細胞を破壊されるのが比較的ないという状態
ウイルス量とGOT・GPTの値は関係がないけど、IFNの著効率はウイルス量が関係していると言われている
HCVは、肝細胞がないと増殖する事はできない(血液中とかでは増殖しない)
感染した肝細胞から24時間で1兆個のウイルスが出来て、2.7時間で血液中のウイルス量は半分になると言われている
ラクトフェリンには、上記の働きを強化することや、ウイルス自体を不活化する働きはないことがわかっている