08/11/19 23:09:56 QgSfzuKx0
URLリンク(www3.interscience.wiley.com)
Hideki Ueno, Tosiya Sato et al.Randomized, double-blind, placebo-controlled
trial of bovine lactoferrin in patients with chronic hepatitis C.
Cancer Sci 2006; 97:1105 - 1110 の論文の abstruct の抄訳
いくつかの調査はlactoferrinの管理が肝炎のウイルス(慢性の肝炎の患者のHCV)
の血清のレベルをRNA減らすかもしれないと提案している。 本研究の目的は、慢性
の肝炎の患者の経口で投与されたlactoferrin (bLF)の効果を確認することであった。
慢性の肝炎の患者 任意に分けられ、一日量1.8 g用量のbLFまたはプラセボ薬を12週間
服用した。第一次エンドポイントは12週間後の血清HCV RNA量がベースラインと比較し
て50%以上の減少と定義するvirologic応答であった。二次エンドポイントは12週間後の
血清アラニンアミノ基移転酵素(ALT)のレベルのベースラインと比較した50%以上の減少
と定義された生化学的な応答であった。 199人の患者のうち198人は効力および安全の
ための評価が可能であった。 bLF の投与は服用を続けることが可能であり、深刻な毒性
はなかった。 virologic応答はbLFのグループの97人の患者の14人(14.4%)、および偽薬
の101人の19人(18.8%)で観察された。 2グループのvirologic応答の比率に統計的に意味
のある相違はなかった。さらに、bLFの摂取は血清ALTのレベルに好ましい効果を全くもた
らすことはなかった。 virologic応答はあらゆる小群の分析の2グループ間で異なってい
なかった。結論として、経口で投与されたbLFは慢性肝炎の患者に統計的に意味のある効力
を示さなかった。
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すなわち、ラクトフェリンはC型肝炎には統計的に有為な効果がなかった、というのが
最近おこなわた200人規模の臨床試験の最終結果。