08/11/05 01:00:38 FJ/o3lpU0
>>440
おなじC型慢性肝炎でも、炎症の程度、線維化の速度は人によって大差があるの
で、GOTとGPTは40ぐらいだったら、うまく肝炎ウィルスと共生できる体質になっ
ている(免疫が肝炎ウィルスを敵と思って攻撃をしないので、肝細胞の破壊が少
ない)ので、そのままうまく肝炎ウィルスと共生するのも一つの方法だと思います。
昔は無症候性キャリアの場合(GPT/GOTが標準に近い場合)にインターフェロン治療
をすると、免疫を活性化させ、完全著効すればいいけど、完全著効しないと、その後
は、肝炎ウィルスを免疫が攻撃をして、その結果、肝細胞がどんどんn破壊されGPT/GOT
の値が以前よりも高くなる(=寝た子を起こす)場合があるので、無症候性キャリアの
場合はインターフェロン治療を積極的には薦めないのが主流でした。
でも最近はリバビリン併用、ペグ化、長期治療(48-72週)で、以前にくらべ
て飛躍的にインターフェロンでの完全著効率が高くなっているから(50%-90%)、
たとえ無症候性キャリアでも積極的にインタフェロン治療を行なう、という立場
の医師も増えています。
どうすればいいかは、今の主治医に相談の上、お近くの >>1 にある
肝臓専門医制度について URLリンク(www.jsh.or.jp)
の肝臓専門医、肝臓指導医を受診してセカンドオピニオンを求め(健康保険は
効かないのでちょっと高いですが)、治療方法について、良くご相談されるの
がいいと思います。