08/08/30 21:31:58 SEZLUYtb0
>>211
>お風呂の直後は発汗量も多く
汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があり、体温調節のために出る汗はエクリン腺から出る
さらさらした無色透明のものでワキガ臭にはつながりません。運動した時や風呂上がりにかく
汗はエクリン腺からのものです。
むしろ、エクリン腺からの汗を大量にかくことで、汗腺に溜まった老廃物を押し出す効果があります。
以前、ワキに関する悩みスレで、ジョギングを始めたり半身浴で汗を大量にかくようにしたら
ワキガ臭が減ったという書き込みがあったと思いますが、その効果だと思われます。
対して、アポクリン腺からの汗は体温調節ではなく、元々は動物が仲間を確認したり異性を引きつける
ために出るフェロモンで、少し粘性があり、薄いですが乳白色で、風呂上がりなどに出るエクリン腺の汗とは別物です。
ちなみに、重度のワキガの人はアポクリン腺が非常に多くて、風呂できれいに洗った後、すぐに体を冷やしても、
体温調節とは関係がないので、すぐにアポクリン腺からの汗がじわじわと出ます。アルコールなどで拭いて消毒しても、
当然、皮膚の常在菌は全滅するわけではありませんので(全滅したらむしろ皮膚の健康に悪い)、またすぐに臭い出すのです。
>お風呂での最も清潔な脇の状態を
「最も清潔な脇の状態」はアルコール消毒直後ではないでしょうか。むしろ、お風呂のお湯には雑菌がいます。
シャワーのお湯にもいます。
風呂上がりの脇の皮膚より、風呂に入る前に脇だけをアルコール消毒した場合の皮膚の方がそこに存在する菌の数は確実に少ないです。
例えば、風呂にしばらく入っていない人に注射をする場合、注射する部位を殺菌ハンドソープで洗うのと、アルコール綿で拭くのとどっちを選ぶでしょうか。
もちろん、風呂に入っても意味がないとはいいません。風呂に入ってきれいに古い皮膚(垢)や皮脂などを洗い落とし、
風呂から上がって体の火照りが取れてからでも、脇をアルコール綿で拭けば、別に冷水シャワーで全身を冷やさなくても、
菌が最も少ない脇の皮膚の状態にできるということです。