08/07/10 03:04:38 cuelaGCa0
●検査で使う散瞳の効き目はどの程度残るか?
「ミドリンM」の添付文書によれば、散瞳作用(まぶしくなる)は
効き始めるのに15~30分、その後30~65分ほど効き目が維持したあと、
5~8時間後には元に戻るようです。
一方、調節麻痺作用(近くのものにピントが合わなくなる)は、
3回点眼後、20~30分で効果が現れた後、急速に回復し、
2時間半で90%回復するそうです。
よく使われる「ミドリンP」も似たようなものです。
●白目が全体に(血走るように)赤い→充血です。
見え具合の異常や痛み痒み目やにがなければ、市販の目薬は使わずに
様子を見て、2~3日続く場合は眼科の診察を受けてください。
→結膜炎(アレルギー性、細菌性、ウイルス性、外傷など)、
強膜炎(痛みがなければ自然に治ることが多い)、ぶどう膜炎(治療が必要)。
流行性角結膜炎や咽頭結膜熱(プール熱)は感染力が強い(学校は出席停止)。
市販の「充血を抑える」目薬は、薬の効果が切れると充血がひどくなり、
気になってまたさすことを繰返すうちに、さらに充血しやすくなる悪循環です。
●白目の一部分が(べっとり)赤い→充血ではなく出血(結膜下出血)です
見た目は派手ですが問題ありません。(外傷の場合は眼科受診)
視力異常や痛み痒み目やにがなければ、そのまま10日~1か月でひきます。