08/10/07 12:01:58
日産自動車は08―2012年度、サプライヤーに毎年5%の原価低減を要請する。
05―07年度に行った原価低減活動よりも1ポイント程度上乗せした。
鋼材や樹脂、ガラスなど原材料が高騰する一方、車の販売不振で
車両価格への転嫁は一部にとどまる。
大幅なコスト増で、サプライヤーへのコスト低減圧力が強まった格好だ。
日産系最大手のカルソニックカンセイは部品の種類の半減に乗り出すなど、
部品側に抜本的なコスト低減策が広がってきた。
日産自動車は08年度から5カ年の中期経営計画で、
部品当たりの生産量の増加や海外での現地調達比率の引き上げを
購買コスト削減策の柱に据える。
サプライヤーに高い原価低減目標を設定する一方で、サプライヤーとの連携を深めて
コスト削減を共同で進める方向にある。
同社は99年に「リバイバルプラン」を策定し、
05年からは「バリューアップ」を導入して原価低減を推進してきた。
ソース
URLリンク(www.nikkan.co.jp)