08/10/06 15:29:25
名古屋証券取引所の2008年度上半期(4―9月)の新規株式公開(IPO)は
ゼロだった。半期で株式公開ゼロは昨年の上半期以来。
株式相場の低迷に加えて、少ない上場案件を巡り東証マザーズなど株式市場間で
誘致競争が激化していることが背景にある。金融庁から業務改善命令を受けるなど
名証のイメージ悪化も影響しているようだ。
名証に株式公開した企業は、3月に新興市場セントレックスに上場したマンション開発の
ゲオエステート以来、出ていない。
05年度(16社)と06年度(14社)は高水準だったが、その後は低迷が続いている状況だ。
昨夏以降、新興株相場の低迷が続き、上場時の公募増資で資金調達が計画通りいかない
ため、上場を延期する企業が多い。名証の畔柳昇社長は「上場予備軍の企業は多いが、
株式相場が低迷しており時期が悪い」と話す。
名証のブランド力低下も一因だ。上半期に株式公開した企業は全国で11社だったが、
すべて東証マザーズなど新興三市場。セントレックスは「地元企業の育成」を掲げるが、
3月に上場した飲食店運営の物語コーポレーションは、本社は愛知県豊橋市だが
ジャスダックを選んだ。
株式公開に向けた経営コンサルティング業務を手掛ける大手監査法人は、
「株式公開を目指す中部企業で、名証を選ぶ企業はほとんどない」と話す。
セントレックス上場企業の社長逮捕や上場後に業績不振に陥る企業が相次ぎ、
「将来性が期待できる企業が上場する市場」というイメージ定着につまずいた。
1月には金融庁から「セントレックスの上場審査で実現可能性の観点から十分な審査を
行っていない」として業務改善命令を受け、信頼回復を目指す名証にとって打撃と
なった。
株式公開を支援する大手証券会社の名古屋支店では「中部地域の外食などのサービス業で
株式上場への意欲は根強い」という。こうした上場予備軍を取り込むためにも、魅力ある
市場づくりに向けた取り組みが求められている。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
名古屋証券取引所
URLリンク(www.nse.or.jp)
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