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【ジュネーブ3日共同】スイスの総合金融大手UBSは3日、2000人の追加人員削減と
業務の縮小を柱とする投資銀行部門の新たなリストラ策を発表した。米サブプライム
住宅ローン問題に端を発した金融市場の混乱を背景に、巨額損失を出した同部門の
位置付けを見直すことで経営立て直しを図る。
同社広報担当者によると、人員削減は米英両国の拠点が主に対象となるが、日本の
投資銀行部門に影響が出る可能性もあるという。
人員計画は、これまで2008年末までに同部門の総数を1万9000人にするとしていたのを
1万7000人にまで圧縮する。過去のピークだった07年7‐9月期以降の削減数は約6000人となる。
同部門が手掛ける業務分野については、貴金属を除く商品取引事業から撤退すると
ともに証券化などの不動産関連業務を大幅に縮小。株式仲介、企業の合併・買収(M&A)の
助言、企業の資金調達支援といった従来型ビジネスを中心とする路線を鮮明にした。
▽News Source TOKYO Web 東京新聞 2008年10月3日 17時52分
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