【エネルギー】芝・雑草からバイオエタノールを作る技術 岐阜大教授が開発[08/09/26] at BIZPLUS
【エネルギー】芝・雑草からバイオエタノールを作る技術 岐阜大教授が開発[08/09/26] - 暇つぶし2ch1:ぬえぼφ ★
08/09/26 13:20:20
穀物不足の懸念解消?注目浴びる

 ゴルフ場の芝や河川敷の雑草から、高品質のバイオエタノールを作る技術を岐阜大学
応用生物科学部の高見沢一裕教授(59)が開発した。原油価格の高騰と世界的な穀物
不足の中、食料と競合しない植物を使うことから、ゴルフ場や自治体からも注目されている。
岐阜市の環境ベンチャー企業などが11月、三重県亀山市に実証プラントを完成し、
本格的な生産を目指す。

 バイオエタノールは、トウモロコシやサトウキビなどから作られる燃料。二酸化炭素
(CO2)などの排出量抑制にも役立ち、化石燃料に替わるエネルギーとして注目されて
いる。一方で、トウモロコシや小麦の価格が上昇し、世界的な食料不足につながりかねない
という懸念も出ている。

 高見沢教授によると、18ホールのゴルフ場1か所で、年間約100トンの芝が刈り取られ、
その焼却費用は約1000万円かかる。このため、芝からバイオエタノールを生産することに
着目し、技術開発に取り組んできた。

 乾燥した芝を50度の湯に入れ、独自に開発した酵素を加えて分解、糖化、発酵させたところ、
アルコール濃度3%のバイオエタノール液の生成に成功した。これを蒸留し濃縮することで、
100%の燃料用バイオエタノールをつくることができた。

 トウモロコシ1トンから約300キロのバイオエタノールを生産できるが、芝でも1トン
から200~250キロの生産が可能ということも分かった。高見沢教授は「芝だけでなく、
河川周辺の雑草や竹なども利用できる」と説明する。

 岐阜大と提携している岐阜市正木の環境ベンチャー企業「コンティグ・アイ」が事業化。
亀山市のプラントは来春、実用化され、1日約5トンの芝などの処理が可能という。
来年1月には、千葉、滋賀、福井県内でもプラントを着工する。

 雑草や芝の処理は、刈り取りや焼却費のほか、1立方メートルあたり約1万5000円
の輸送コストがかかる。プラントの設備投資は約8000万~1億円かかるが、
コンティグ・アイの鈴木繁三社長(48)は「輸送コストをかけない地産地消型のプラントに
すれば、十分に事業として成り立つ」と話している。

ソース:YOMIURI ONLINE(読売新聞)2008年9月26日
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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関連:
岐阜大学応用生物科学部 環境微生物工学研究室(高見澤一裕教授)
URLリンク(www1.gifu-u.ac.jp)
株式会社コンティグ・アイ
URLリンク(www.contig-i.co.jp)


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