08/09/25 11:25:07
愛知県の2009年度の県税収入は、今年度予算と比べ1000億円を超える減収になる
見通しとなった。
24日開かれた県議会で神田真秋知事が明らかにした。景気低迷に加え、米国の
金融危機で県税収入を支える企業業績の一段の悪化が予想されるため。
県債の発行などで歳入を補う必要があり、プライマリーバランス
(基礎的財政収支)は再び赤字に転じる見通しだ。
神田知事は来年度税収について「1000億円を超える未曽有の減収もありうる」
と言及した。これまで前年度比で最大の減収となったのは、1036億円減となった
バブル崩壊後の1993年度。来年度はこれを上回り過去最大の減収額となる
可能性がある。
県債発行や元利払いを除いた財政収支を示すプライマリーバランスは08年度、
17年ぶりに黒字化(218億円)を果たしたばかり。09年度は113億円の黒字を
計画しているが、県債発行や基金取り崩しを迫られそうで、黒字は難しく
なりそうだ。
09年度は元々、法人事業税が一部国税化する影響で400億円程度減少する見通し
だった。神田知事は歳出について「見直しが必要」と行政改革を強化する考えを
示した。
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