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自民党は24日、豊作で過剰生産が見込まれる08年産米の価格下落を防ぐため、
10万トン程度を備蓄米として買い入れる緊急対策をまとめた。実施されれば、政府に
よるコメの買い支えは2年連続となる。コメは既に収穫期に入っており、飼料米への転換
など生産調整(減反)に協力した農家への助成金も上積みする。
農林水産省は今年、作付面積を前年より10万ヘクタール削減する目標を掲げたが、
現状では4万ヘクタール程度しか減らせない見通し。豊作も加味すれば、最近のコメ消
費増を考慮しても10万トン程度の余剰が発生するとみている。
一方、生産調整に協力した農家が不利にならないよう作付面積10アール当たり300
0円の協力金を新たに支給するほか、各種助成金を増額する。衆院選を前に農村票の
取り込みを図る狙いもあるが、今年度予算で2度目の補正を見込むなど財源が不明確
な部分も残っている。
(2008年9月25日 0時36分)
ソース:毎日新聞
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