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検査薬大手の栄研化学は22日、「H5型」の高病原性鳥インフルエンザに感染したかを
調べる体外診断薬の製造販売承認を19日付で厚生労働省から取得したと発表した。11月上旬
にも発売、検疫所や感染症指定病院からの受注を目指す。医療現場で使える診断薬は国内初。
検査時間は約2時間で、患者を早期に見つけ出し感染拡大を防ぐ効果が期待できるという。
患者の鼻やのどから採った粘液を使い、診断薬と専用の測定装置を使って検査する。同社が
開発した「LAMP法」と呼ぶ技術を応用、特定の遺伝子を高速で増やし、短時間での診断が
可能という。46人分を検査できる診断薬キットを12万円で販売する。
従来は研究用に使う試薬は開発されているが医療現場で使える承認を得たものはなかった。
今回の診断薬は昨年11月に厚労省に承認申請していた。
▽栄研化学ニュースリリース(PDF)
URLリンク(www.eiken.co.jp)
※高病原性鳥インフルエンザ・LAMP法の解説もあります。
▽ソース:日経(2008/09/22 23:01)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)