08/09/23 01:18:13 VJNI7jNI
アメリカの住宅価格の続落は、ローン担保債券の破綻増につながっている。
債券(やその他の債権)の多くには、CDS(クレジット・デフォルト・
スワップ)という信用保証(破綻保険)の契約がついている。CDSは、
総残高が62兆ドルという膨大な規模だ。CDS発行者は、主にモルガン
(JPモルガンチェース)などの米投資銀行である。(モルガンは、CDS
を発明した研究者を雇用し、CDSの元祖となった)
担保資産の価値の大幅下落によって債券が破綻すると、CDSの発行者(売り手)は、
破綻した分の損失を穴埋めする支払いを行わねばならない。しかし実際には、次々と
破綻する巨額の債券のすべての損失を穴埋め(保険金支払い)していくと、投資銀行
自身が、どこかの時点で経営破綻してしまう。CDSの残高の1割が破綻しただけで、
穴埋めが必要な額は6兆ドルにもなる。
→モルガンはサブプライム関連の保有残高は少ないが、簿外取引のCDS残高は相当額
と思われるし、評価損も大きそうだが、今回の出資はそこは考慮してるの?誰か教えて
くれ!