08/09/23 17:59:23 v5GnrAeZ
自らを破壊できない米に「産業再生」はあり得ない。
ポイントは、過剰債務を抱えている企業をどのようにして「再建」と「淘汰」に選別するか
ということだが、「その基準を政治と役人は持ち合わせていない。
彼らが『この会社は整理しろ』『あの会社は残せ』などと選別できるはずはない」。
カギを握っているのは、マーケットである。
ドラスティックな選別のできるマーケットがそこで企業を勝者と敗者に染め分ければ
企業の内部から「古い経営者ではつぶれてしまう」という動きが必ず出てくるだろうし
それに伴って旧態依然とした仕組みも排除されていくだろう。
まずは企業の淘汰を進め、あらゆる抵抗勢力をつぶす。
そうして自らを破壊し尽くせば、経済はその跡地に新しい産業の自然発生を見るはずだ。
そのとき、この苦境は必ず克服し得るだろう。
日本には出来る可能性があるが、国民が政治屋と役人を選別できなければ無理だろうな。