08/09/23 17:00:13 vrgkbVT6
しかし、そもそもなんのためにモルスタに投資したんだろうかね?
[東京 22日 ロイター] 米投資銀行首位のゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)と
2位のモルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)が米国で銀行持ち株会社に移行することに
なった。これにより両社の監督権限は証券監視委員会から連邦準備理事会(FRB)に移り、自己資本
規制比率に縛られることになる。邦銀関係者からは「借入金を膨らませて高収益を上げてきた
ハイ・レバレッジ(てこの原理)のビジネスモデルは終わった」との声も漏れ、GSやモルスタが
生き残りのために、米国の商業銀行の買収に走るとの見方も出ている。
(中略)
しかし、投資銀行がFRBの監督下に入ることは、益を得るだけではなく失うものも多いとの指摘もある。
「これまで当局の規制の目をかいくぐって、自在に行ってきた金融取引が、今後はFRBの厳しい監視下に
置かれるようになる」と、ある東京駐在の外資系投資銀行の幹部は解説する。
「ブラックボックスが投資銀行の利益の源泉の1つだった。GSが生き残ったとしても、もはやそれはかつて
の投資銀行ではないだろう」とのこの幹部は話す。
(中略)
もう1つの仮説も、東京市場の中でささらかれている。米銀の動向に詳しいある市場関係者は、今回の
2つの投資銀の業態変更とも言える銀行持ち株会社への移行の先に、自己資本への公的資金注入という
スケジュールが見え隠れすると話す。その市場関係者は、この先に米銀への公的資金注入という
イベントがあると指摘する。その際に自己資本への公的資金注入を受けられるのは「金融システムに連
結した銀行に限るということになる可能性がある。その時に備え、銀行になったと言う理屈が成り立つ」と述べる。
以上のように投資銀行から商業銀行にある意味業態変更したモルスタに投資することに
どういうメリットがあるのかイマイチよくわからん。