08/09/22 12:19:37
(ロイターより転載)
米連邦準備理事会(FRB)は21日、証券大手ゴールドマン・サックスとモルガン・
スタンレーが銀行持ち株会社に移行することを認めた。
これに伴い両社はFRBの規制監督下に入る。金融市場の混乱緩和に向けた対
策の一環。
FRBは、両社への資金供給を増やすため、両社のブローカーディーラー子会社
に対し、連銀貸し出しやプライマリーディーラー向け連銀貸し出し(PDCF)と同じ
条件で、資金を貸し出すことにも合意した。
証券大手メリルリンチのブローカーディーラー子会社に対する貸し出しにも、同じ
担保条件を適用する。
ゴールドマンは同日、同社が4位の銀行持ち株会社になるとの声明を発表。FRB
の規制下に入ると表明した。
貸出業務など、複数の戦略的業務の資産を「GSバンクUSA」に移す方針も示した。
GSバンクUSAの資産は1500億ドル以上となる見通しで、米銀上位10位の一角
を占めることになる。
ゴールドマンは、買収や既存事業の拡大を通じて、預金ベースを拡大する方針も
示した。
ソース:ロイター
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