08/09/21 20:23:26
勤務先で01年6月、薬剤師の次男(当時24歳)が死亡したのは、長時間労働に
よる過労死が原因だとして、両親がドラッグストア大手「スギヤマ薬品」(名古屋市
千種区)に賠償を求めた控訴審判決で、名古屋高裁(西島幸夫裁判長)は17日、
1審・名古屋地裁判決(07年10月)に続き、過労死を認めた上で、1審より慰謝料
400万円を増額し、約8700万円の支払いを命じた。
訴えていたのは、静岡県大井川町の薬品会社経営、杉山正章さん(66)、ふじ江
さん(60)夫妻。判決によると、次男貴紀さんは00年4月、同社に入社。愛知県豊
田市内の店舗に配属され、01年6月に致死性不整脈で突然死した。1審は貴紀さ
んの死亡前1カ月の時間外労働を約139時間と認定。過重労働と死亡の因果関係
を認め、同社に8300万円の支払いを命じた。
同社は「死因はのどに物を詰まらせたことによる窒息死で、時間外労働の時間数
の認定も誤り」として控訴していたが、棄却された。
貴紀さんの死亡を巡っては、豊田労働基準監督署が04年、慢性疲労に伴う不整
脈による心停止と判断して過労死を認定している。
ソース:毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
※依頼ありました:49-30