08/09/21 18:12:36
米粉加工販売会社「三笠フーズ」による汚染米の不正転売問題で、同社九州事業所から出荷
された農薬メタミドホスで汚染された中国産のもち米が、多数の業者が介在する複雑な流通過程
で「国産」に変わったケースが相次いでいることが21日、分かった。
産地が偽装された疑いも浮上。食品の「国産信仰」を背景に、国産品として流通したことが汚染
米の流通先拡大の一因になったとみられる。
「最高レベルの品質として買った。国産100%との製品規格書ももらっていた」。兵庫県赤穂市
の菓子製造業者は、汚染米と知らずに購入した米粉の産地が中国だと聞いて戸惑った。
この業者に納入したのは兵庫県内の米粉販売会社。神戸市の米穀加工会社から国産品として
1キロ150円で購入した、と説明。「中国産でこの価格だったら買うわけない」と話す。
一方、販売した側の神戸市の米穀加工会社は「中国産の古米と伝えたはずだ。国産品がこん
なに安いわけがない」と反論。双方の説明は異なり、産地がなぜ変わったのか真相は不明だ。
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ソース:47NEWS 共同通信
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