08/09/30 21:26:57 Prn49VGl
16 :XXXXXX:2008/09/30(火) 10:35:38 ID:K2lw+frI0
今、何が起きてるか解説します。
欧米の金融機関は損害額が不明の値がつかない不良債権を大量に抱えています。
この状態は何がまずいかと言うと
はっきりいって相手がいつ潰れて貸したお金を踏み倒されるかわからないので
潰れるたすけてくれ~とお金貸してくれ~といわれても貸してあげる事が出来ない
状態なんですね。そして、なんと世界有数の大手の金融機関までもが潰れていく
そこで金融安定化法案で誰も買い手がいない不良債権に政府が値段をつけてあげよう
と言うわけです。そうすると不良債権を抱えて金融機関がどれぐらい損があって
どれぐらい貸してあげれば潰れないのかわかるようになるんです。
そうするとこのお金を恐くて貸せない疑心暗鬼も解けるんですけど
その代わり不良債権の損を確定すると銀行の資本が不足する。
銀行には資本規制があって決められた資本を持ってなきゃいけません。
問題はこの損失額でこれがどのくらい膨大になるのか?不足する資本を
補う事が出来るのかに焦点が移るわけです。
ですけどこれは金融安定化法案が可決されて機能した場合の話です。