08/09/18 23:58:27
(>>1の続き)
■難しい再値上げ
乳価の値上げに伴い、牛乳のメーカー希望小売価格も今春、10円程度値上がりした。家計
には少なからず負担増となっている。ある大手乳業メーカーの担当者は「牛乳の消費量も減
っているので、再値上げには慎重にならざるを得ない」と話す。
とはいえ、酪農家の厳しさは増すばかり。神奈川県平塚市で牧場を営む獣医師の浜田昌伯
さん(53)は「乳価が値上がりしなければ、酪農産業は崩壊すると思う」と危機感を募らせる。
「電気代を口座から引き落とせない月もある」(浜田さん)ほどで、実際は16円以上、乳価が上
がらないと経営は成り立たないという。千葉県の酪農家の男性(57)も「昨年30万~40万円だ
った赤字が今は100万円になった」と窮状を訴える。
東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授(農業経済学)はこう指摘する。「相
当な乳価の値上げがないと事態を改善できないところまできている。最終的に消費者が牛乳
を飲めないという形でつけが回ってくる」
(前半了。後半は、「酪農再生のためには、農家自身の経営努力のみならず、
それを支援していく仕組みづくりも求められている。」という内容が書かれています。)
・後編
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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