08/09/15 20:47:14
米加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が汚染された事故米を不正転売していた問題で、
不正転売を監視する農林水産省近畿農政局大阪農政事務所の元消費流通課長(62)が、
現職時に冬木三男社長らから飲食店で接待を受けていたことが15日、同省の調査で分かった。
この元課長は、調査に対して、接待を受けたことを認めているという。
同課は大阪府内の米の流通を管轄。汚染米の販売管理や業者の監督・指導、
不正チェックも担当しており、飲食接待は不正転売の時期に行われていた。
元課長は「接待の見返りに三笠フーズに便宜を図ったことはない」と、
便宜提供は否定しているという。
農水省によると、元課長は平成17~18年に、同社が経営する大阪市北区の居酒屋で、
2度にわたって冬木社長や同社関係者ら数人から、焼き鳥やビールなどの飲食接待を受けた。
飲食料金は1人数千円程度で、全額、三笠フーズ側が負担した。
飲食接待について、「仕事の込み入った話はしなかった」などと弁解しているという。
農水省の調査では金銭授受などは確認されていない。元課長は、すでに退官している。
こうした接待は、利害関係者との無許可での飲食などを禁じた国家公務員倫理規程に
違反する疑いもあり、農水省は「大変遺憾」としている。また、ほかに同規程違反がないか、
全職員を対象にした確認作業も始めた。
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