08/09/11 21:08:05
農林水産省は11日、豊作で過剰になっているキャベツの緊急需給調整を実施すると発表した。
全国農業協同組合連合会(全農)などが9月中旬に全国で7145トンの出荷を停止し、
学校給食用や飼料用としての有効利用を探る。活用できない分は廃棄する。
キャベツは今年7月中旬から安値が続き、最近の東京中央卸売市場では1キロ当たり50円台と、
平年より3~4割安い水準に低迷。
一方、原油高などで生産・流通コストがかさみ、出荷しても赤字になる農家が増えている。
野菜の需給調整は、かつては産地で廃棄する方式だったが「もったいない」との批判が高まり、
まず有効利用を図る方式に昨年4月から改められた。今回は新制度で3回目の実施。
農水省によると、今年2月には大根・白菜計1730トンが対象になり、
うち約285トンが堆肥(たいひ)の原料などに活用された。
8月には大根310トンが対象になり、一部は加工用や福祉施設向けになった。
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