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乳業最大手の明治乳業と大手菓子メーカーの明治製菓が、来年春にも経営統合する方向で
最終調整に入ったことが１０日、明らかになった。共同持ち株会社を設立して両社が傘下に入る形を
検討。実現すれば、売上高は１兆１０００億円程度と、味の素に匹敵する国内最大規模の
食品メーカーが誕生する。
少子高齢化の進展で乳業各社や菓子メーカーは厳しい経営環境に置かれている。
昨年からの食料価格高騰で原材料の調達コストも拡大し、抜本的な対策を迫られている。
両社は、以前から商品面などで協力関係にあり、今回の経営統合をてこに原材料の
調達コスト削減や物流の効率化などを進め、経営基盤を強化する狙いだ。
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