08/09/13 14:35:31 sg1XOppu
4月15日頃からの米国の主だった金融機関の第1四半期(1月ー3月)の決算で、
ニューヨークの株式市場はそう大きく崩れることがありませんでした。
これは投資家が事前に予測した損失が少なかったのが好感され、株価が上昇した
と解説されています。
さらに欧米の金融機関のトップの多くが、「サブプライムローンの危機は去った」
と発言するようになりました。日本でもすでに株価が、1万4000円台まで
回復するという声まで出ています。
事前予想では今回の4月の決算発表の結果で経済は大きな危機に直面する
と言われていましたが、では、裏側で一体何があったのでしょうか。
その疑問を解くヒントが、4月17日付の日経新聞の夕刊掲載記事にありました。
「SECからの手紙」と題された記事を読むと、多くの企業を震えあがらせる
と言われる米国の証券取引委員会(SEC)がなんと事前に各金融機関に手紙を送り、
その中で暗に<粉飾決済>を認めるような内容だったというのです。
つまりこれによって、経済危機は先送りされたのです。