08/09/13 11:09:40 M2upkmEO
個人に融資した住宅ローン会社は、回収リスクの一部を回避・転嫁する目的で
その債権を小口証券化し、RMBS(住宅ローン担保証券)として売り出しました。
RMBSは米国債などに比べて利回りが高かったため、ヘッジファンドなどが
これを購入したのです。
ヘッジファンドは銀行や証券会社などから資金を借り入れ、RMBSの投資を大きく
膨らませていきました。さらには投資信託など、一般の投資家向け金融商品の
なかにもRMBSを組み入れるものが現れました。こうしてサブプライムローンに
関連した投資が世界中に広がるなか、昨年から今年にかけて同ローンの焦げ付きが増加し、
RMBSの価格が大きく下落。住宅ローン会社の破綻が相次ぐとともに、RMBSに投資していた
ヘッジファンドも、その資金を提供した金融機関も連鎖的に損失を被ることになったのです。