08/09/10 21:46:46 vOLXLUF5
<スワップ環境は良好維持、シティが過去最大のサムライ債発行へ>
ところが、サムライ債の起債は少なくなるどころか、今週後半から6月末にかけて起債ラッシュとなる。
発行総額は5500億円規模に膨らむとみられており、大量発行となった5月を上回るのは確実な情勢だ。
2006年5月・6月の起債総額は、一般債振替制度問題で米系サムライ債の発行がストップした影響から、わずか800億円だった。
多くの起債関係者は、その背景について、発行体にとってスワップ環境が良好なことから
ターゲットとしているコストで発行が引き続き可能な環境にあることが大きいと指摘している。
スワップ環境について、新生証券・債券調査部シニアアナリストの松本康宏氏は
「直接ドルで調達するより、円で調達した後に、円からドルへの通貨スワップを行った方
が有利な資金調達が可能になる」と指摘。
格付けAA格のクラスでみると、通貨スワップを行った方が2─3ベーシスポイント(bp)低利になる。
発行体は、先々さらに金利が上昇することを想定し、スワップ環境を慎重に分析したうえで、機動的に起債に踏み切る考えだ。
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