08/09/09 07:41:42
国内景気の減速を背景に、企業活動や株式市場に資金が向かわない傾向が鮮明になってきた。
日銀統計によると、7月末の民間銀行の預金残高は貸出金を150兆円弱上回り、過去最高水準と
なった。リスクを敬遠するお金が銀行に集まり、「貯蓄から投資へ」の流れが停滞。
一方、預金に対する貸出金の比率を示す「預貸率」は約7割に低迷している。株式市場や
企業の設備投資にお金が回らなければ、日本の経済成長の足を引っ張りかねない。
全国の銀行の預金は7月末で549兆円。これに対し貸出金は404兆円にとどまり、
預金の超過額は最高だった6月末に比べやや減少したが、145兆円に達する。2000年に
20兆円程度だった預金超過額は02年からの金融危機後に増え続け、預貸率は100%前後から
70%台に低下した。
▽News Source NIKKEI NET 2008年09月09日07時00分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽関連
【証券】個人の株取引:さらに細る、月間ベースで3年3カ月ぶり低水準…ネット証券8月売買代金 [08/09/04]
スレリンク(bizplus板)
【証券】世界のマネー:株式離れ鮮明、主要20市場で下落・最大下落率は中国の54%…1‐8月 [08/08/31]
スレリンク(bizplus板)