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【食品】ミカン丸ごと液状化 浜松市の男性が技術開発に成功[08/09/07] - 暇つぶし2ch1:西進φ ★
08/09/07 22:23:56
 ミカンを皮も捨てずに丸ごと消化酵素で液状にしたり粉末にする技術の開発に、
「三ケ日みかん」の産地・浜松市北区三ケ日町の食肉卸・販売業の男性が成功した。
国がこの春、地域の資源を生かした事業計画として認定。ミカンは高血圧や糖尿病
などの予防に効果があるとされ、食品や医療など各分野での商品化が期待されている。

 男性は中村健二さん(48)。この技術の実験を思い立ったのは、市内の観光ホテル
から2003年に「お客さんに三ケ日みかんのジュースを出したい」と相談を持ち掛けら
れたのがきっかけだった。

 仕事の合間を縫ってJAみっかびや町内のミカン生産農家に協力を求め、ジュースの
試作に取り組んだ。しかし、ミカンの搾りかすの処理費が予想外にかかり、採算をとる
成果は得られなかった。

 本業の食肉業では硬い肉を軟らかくするため、食肉軟化剤(消化酵素)を使う。自身も
軟化剤で肉をドロドロに溶かした経験があり、ミカンを「搾る」から「丸ごと生かす」と発想
を転換することにした。

 繰り返し実験を重ね昨年、丸ごと液状化することにこぎ着けた。液状化ミカンで作った
ジュースは、ミカン本来の味と香りを楽しめるという。これを乾燥させて粉末化すること
にも成功した。

 ことし3月には液状・粉末化の技術が、国から「地域産業資源活用事業計画」として
認定された。このお墨付きで5年間、国から補助金などの支援を受けることができる
ようになった。

 中村さんには「めんに練り込めばミカンうどんになるか」「壁紙に入れるとシックハウス
症候群が防止できるか」「認知症の進行を抑えられるのでは」などと、食品や建設、医療
など各方面からの問い合わせが相次いで寄せられている。

 愛知県内の大葉(青ジソの葉)産地を抱える農協からは、商品にならない大葉が大量
に捨てられて困っているとの相談があった。400キロの大葉を軟化剤で溶かしたところ、
できた液体(50cc)はサラダのドレッシングに使えそうという。

 食品関係では既に商品化に向けて取り組みを始めたという。中村さんは「ミカンの液状
化・粉末化の技術は、農産物だけでなく海産物にも活用できる。加工して別の利用を考え
れば、余って捨てることもなくなる」と意気込んでいる。 (細江通信部・佐野和広)

ソースはURLリンク(www.chunichi.co.jp)

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