08/09/01 18:30:59
[東京 29日 ロイター]
米投資ファンドのカーライル[CYL.UL]が、PHSを手がける通信会社
ウィルコム(東京都港区)の増資を計画していることがわかった。
複数の関係筋がロイターに明らかにした。
ウィルコムは外部から資金を調達し、高速通信を可能にする次世代PHSの導入に振り向ける。
カーライルはウィルコム株60%を保有する筆頭株主。
今回の増資の財務アドバイザー(FA)はメリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)が務める。
ウィルコムは07年12月に次世代高速無線通信の免許を取得した。
09年4月に次世代PHSの試験サービスを開始し、
10月には商用サービスに乗り出す。通信網の整備などで、
2015年までに2000億円を投じる方針。
カーライルは04年、京セラ(6971.T: 株価, ニュース, レポート)とともに
ウィルコム(当時はDDIポケット)株をKDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)から2200億円で取得した。
ウィルコムの現在の株主構成はカーライル60%、京セラ30%、KDDI10%となっている。
カーライルは当初、ウィルコム株を上場する計画で、大和証券SMBCとモルガンスタンレー、
メリルリンチを主幹事に選定していた。しかし株式市場の低迷が続いたことから上場を延期していた。
ソース:ロイター
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