10/03/24 17:13:55 BgIV+QKO0
・総括
広くてクリアな音場による楽器の分離感、一音の分解能の高さ+低音の質、この音場と聴感的な周波数特性の二つの特徴がd7000を気に入る大きな要因だと思うんだけど、
この二つによって、楽曲のミックス、マスタリング段の上手さが歴然と分かります。手が疲れてきた つまり素人音源が聴いてられなくなるはず。
ジャンル的には、ここ10年の打ち込み音楽以外なら何でも聴けます。ここ10年の打ち込み音楽が何故にあんまり相性良くないかというと、
超高周波帯がブーストされてるからって所に理由があるんですが、めんどいから省略します。最近の打ち込み(エレクトロなベース鳴ってたりするやつ)は同じところブーストしてるから耳が疲れやすいんです。
最近の打ち込みであっても、金や機材が充実してるような大御所のは全然聴けますし、それ以外のジャンルも性能良いからなんでも聴けます。
特に得意なジャンルは、オーケストラ(楽器数多いのにぼやけない)、10~20年前位のテクノ(plasticmanと初期afxがすげえ良かった)
・最後に
アニソンやJpopや初音ミク楽曲聴く位の用途だったら金の無駄になります。別にそのジャンルが嫌いじゃないし、よく聞いてるけど絶対辞めた方がいいです。
あと主なソースがmp3だよって人はとりあえずCD集めてから買った方がいいです(このヘッドホンに限らんけど)。mp3のぼやけた音像が浮き彫りになります。
エージングしたら聴感的な周波数特性のカーブが緩やかになりそうなので、そうしたら最近の打ち込み系も聴きやすくなるかも。おわり