10/02/26 02:03:03 fVR5vTYF0
>>683
【超解像】
超解像とはスケーラーの1種。
現在の薄型テレビでは性能の差はあれどアップスケーラーはもはや標準装備であるが、それらと差別化するためにメーカーが自社の技術に用いた呼称が「超解像」である。
超解像の定義は特に定まっていないため、メーカーの思惑により特定の技術に対して用いられる。
例えばアップスケール後の映像に単純にシャープネス補正をするものも超解像と呼べるし、複数枚のフレームを参照して映像を補正するものも超解像と呼べる。
そもそも本来の解像度(仮にSD解像度)を本来の解像度(肉眼で見た実際の風景)に完全に復元することは不可能であり、あくまでも予測補正を行っているに過ぎない。
しかし人間が補正後の映像をより高解像度の映像になったと認識すれば、その補正は結果的に超解像であると言えよう。
現在映像に対する超解像技術は発展途上であり、そのために定義が不透明な状況であると思われる。
音声に対しても解像度向上の技術は存在する。
アップサンプリングがそれに当たるが、「超解像」と呼称されることはない。