08/11/14 00:27:24 GNi5ACDD
田母神論文に派生する話。
もちろん、田母神氏の論は稚拙だと思うし、その行動も問題だとは思うが。
しかし、その稚拙さ故にか、田母神氏や田母神氏を擁護する言説は無条件に嘲笑すべきだ、とい
う雰囲気、そういう空気を感じる。
「東京裁判史観を否定し、村山談話を否定するような全ての論は、稚拙で間違いだ」という方向
からも。
「こんな稚拙な言を吐くのはただの酷使サマだから、理智的なオレサマと一緒にしてくれるな」
という方向からも。
思想の方向ではなく、その方法論として「無謬であるを尊しとす」みたいなもの、完璧主義と言
う感じか、それとも超人幻想と言うべきか、そういうものを求めた人が、極端に走るのかな、等
と思った。
極右と極左は紙一重、なんてのは、思想の点では正反対でも、それ以外の部分、無謬幻想だとか、
方法論としての理想に近づくための超人崇拝だとか、そういうものが非常に近しいから、近く感
じるのだろうか。
そんな風なことを考えた。