08/10/16 14:16:48 5jw5owla
NY株733ドル安 下げ幅は史上2番目
【ワシントン=古川雅和】十五日の米国株式市場は、経済指標の悪化による
景気後退懸念の高まりと、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が
経済の先行きに悲観的な考えを示したことで再び急落した。ダウ工業株三十種平均は、
前日比七三三・〇八ドル安の八五七七・九一ドルで取引を終えた。終値としての下げ幅は
九月二十九日の七七七・六八ドルに次いで史上二番目。
ハイテク株が多いナスダック総合指数は一五〇・六八ポイント安の一六二八・三三で、
二〇〇三年六月末以来の安値まで下落した。
米商務省が午前に発表した九月の小売売上高が、前月比1・2%減と三年一カ月ぶりの
大幅な落ち込みを記録したことなど各種経済指標の悪化や米銀行大手JPモルガン・チェースの
七-九月期決算で純利益が前年同期比84%減となったことで売り注文が広がった。
午後に入り、バーナンキ議長が講演で経済の早期回復が困難との見方を示したことで株価はさらに下落。
FRBの全米景況報告が九月に経済活動が鈍化していると指摘し売り注文に拍車がかかった。
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