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数千人が暴動、パトカー破壊し警察署を襲撃―広東省深セン市
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
2008 年11月8日、新華網によると、7日午後から8日未明にかけ、深セン市宝安区で市民が警察署を
襲撃する暴動が発生した。検問から逃走したバイク運転手の死亡に端を発したこの事件だが、この
死に疑問を覚えた家族や知人らがパトカーに火をつけ警察署内を破壊したという。
7日、都市管理の徹底をめざした宝安区が、違反車両追放のため区内各所で検問を実施。午前9時
20分ごろ、ある検問地点を李国超(リー・グオチャオ)さんの運転する二人乗りのバイクが通過。この
バイクにはナンバープレートがなく、李さん自身も無免許であった。李さんはバイクを止め、後部座
席の人物を下ろすと猛烈な勢いでその場を逃走した。
逃走した李さんのバイクは、信号にひっかかったため、逆方向に逃げようと再度検問所前を通過した
その時、作業員がトランシーバーを李さんに投げつけた。トランシーバーは李さんの頭部に直撃し、
コントロールを失ったバイクは電柱に激突。李さんは病院に搬送されたが死亡した。
この検問は警察が行ったものではなかったが、警察による検問と誤解した家族が、7日午後1時ごろ、
30人ほどで警察署に抗議。検問にあたっていた警官を出すよう求めた。午後2時30分ごろには李さ
んの遺体を警察署に運び、再度抗議。署内の物品を破壊し、爆竹に火をつけた。さらに、午後5時ご
ろには警察署の周囲には2000人以上が集まり、警察署に投石などを繰り返した。8日未明、集まった
人々は解散したという。(翻訳・編集/小坂)2008-11-08 14:27:52 配信
人民の不満に火が付きやすい状況は変わってないなあ。これはさすがに警察に同情。