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[北京 7日 ロイター]ロイターのエコノミスト調査によると、10月の中国の
消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はともに前月から上昇率が鈍化したとみられている。食品価格の下落がCPIを、商品価格安がPPIを押し下げた、とされる。
エコノミストの予想中央値は、CPIが前年比4.2%上昇、PPIは前年比8.0%上昇。9月は、
CPIが前年比4.6%上昇、PPIは前年比9.1%上昇だった。CPI上昇率は2月に約12年ぶりの
高水準となる8.7%を記録。PPIは8月に10.1%上昇していた。
ゴールドマン・サックスのエコノミストYu Song氏は、7月下旬以降、商品価格が
ほぼ一本調子で急落しているため、PPI上昇率は近い将来にCPIと同水準くらいまで
低下する可能性があるとみている。
エコノミストは、インフレが緩和すると、当局は減速感がでている景気の支援に
重点を置くことができる、と指摘している。
10月のCPIは11月11日に、PPIは11月10日に発表される予定。
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