08/10/25 18:09:34 TTiaK34H
自動車業界が青息吐息、上海GMは目標達成「危機的」!
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22日付上海証券報によると、外資系を含めた中国の自動車メーカーは販売不振と
利益の伸び悩みで厳しい局面に立たされている。
申銀万国証券が21日に発表したリポートによると、一汽大衆(一汽VW)の1-8
月の台数は34.35万台。同社の通年目標は前年比20万台の60万台だが、8月末ま
での達成率は57.2%。上海大衆(上海VW)の同期販売台数は33.21万台で、前年
比17万台増の年間目標59万台に対して達成率は56.3%。
上海通用(上海GM)はさらに「危機的」で、8月末までの売り上げ台数29.66万台
は、年間目標の49.4%だ。上海通用の業績不振は、上海汽車グループ全体にも悪
影響を及ぼしているという。
国泰君安証券の張欣自動車業界研究員によると、五輪効果が出た8月、自動車
企業の利益は前年同月比30%増だったが、それ以外は減速傾向をみせており、通
年では20-25%増程度になると見られる。同研究員は、乗用車メーカーの利益は
「勝ち組」と「負け組」の二極化が進行するとみる。
同研究員によると、08年の自動車販売台数が合計で1000万台未満だった場合、
翌09年に大きな影響は出ない。しかし1000万台を超えた場合、09年はその反動で、
業界全体がマイナス成長となる可能性がある。
申銀万国証券のリポートによると、販売の低迷と原材料価格の高騰で、自動車
メーカーの利益率低下は避けられない情勢。1-8月の粗利益率は15.33%、利益
率は6.49%まで低下し、今後も下落傾向が続くという。
安信証券の孫木子自動車業界アナリストによると、資本の国別にみた場合、ドイ
ツ系、日本系メーカーの利益率の推移は比較的良好。一方、米系、韓国系、中国系
は「憂慮すべき状態」という。