08/05/01 18:44:11 4l0asuUD
米 給油機めぐり広告で応酬
アメリカ軍が新しい空中給油機を欧米の軍需企業の連合体に発注したことについて、
アメリカの航空機メーカー「ボーイング」が有力な新聞に異議を唱える全面広告を掲載したのに対し、
企業連合側は翌日の同じ新聞の全面広告で反論し、波紋が広がっています。
アメリカ空軍は、現行の空中給油機KC-135の老朽化に伴い、ことし2月、
ヨーロッパの航空防衛企業「EADS」とアメリカの軍需企業「ノースロップ・グラマン」の連合体が開発した
空中給油機を後継機種として採用することを決めていました。
これに対し、これまで空中給油機の市場で圧倒的なシェアを誇ってきたボーイングは、
選定の方法に問題があるとしてアメリカの会計検査院に異議を申し立てるなど、選定のやり直しを求めています。
こうしたなか、ボーイングは、アメリカの有力な新聞「ワシントン・ポスト」の29日付け紙面の1ページを使って
「今回の選定はリスクが大きく、筋が通っていない」と、選定に異議を唱える全面広告を掲載しました。
これに対し、ノースロップ・グラマンは、翌30日付けのワシントン・ポストに
新しい機種の性能の高さをうたう全面広告を掲載し、反論しました。
今回の契約の受注総額は、最大で400億ドルに達するとみられる巨額のものだけに、
両者の非難合戦は泥沼化しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)