08/05/04 07:05:40 5FnIFuKj
幕僚長は大臣補佐専念の方針
防衛省は、指揮命令系統を簡素化し、有事の際、より迅速に対応できる体制を整えたいとして、
陸海空の幕僚長を自衛隊の部隊を指揮する立場から外し、大臣を補佐する役割に専念させるとした方針をもとに、
組織改革の検討を急いでいます。
防衛省は、一連の不祥事を受けて、組織改革の議論を進めていますが、
大臣官房を中心とした内部部局と陸海空などの幕僚監部に分かれている中央組織については、
「連携が悪く、大臣と自衛隊の部隊の意思疎通が円滑に行われていない」という指摘が出ています。
こうした指摘も踏まえて、防衛省の検討チームは、指揮命令系統を簡素化し、有事の際、
より迅速に対応できる体制を整えたいとして、幕僚監部のトップである幕僚長について、
部隊を指揮する立場から外し、大臣を補佐する役割に専念させるとした方針を固めました。
また、これにあわせて、幕僚監部の機能を大幅に縮小し、内部部局との統合を進めるとしています。
防衛省は、こうした方針をもとに組織改革のモデルを複数まとめ、
今月下旬に開かれる政府の防衛省改革会議に提示したいとしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)