10/03/12 21:51:42 rD6OmhwL
・バクテリアに関して
水槽設置してすぐに発生し繁殖するのは腐敗菌です。金魚が排泄した糞や、餌の食べ残しを分解してアンモニアを発生させます。
金魚自身も鰓からアンモニアを排出しています。
※18L水槽で、小赤を2匹飼育すると1日に0.1ppmのアンモニアを発生させます。
アンモニアの致死量は0.5ppmですので、5日で致死量となります。
アンモニアが原因で金魚が体調を崩した場合、治療する手立てはありませんので、早め早めに水換えをして下さい。
その後、アンモニアを分解するバクテリアが増えてきます。増えてきますが、アンモニアを亜硝酸塩態窒素に分解します。
亜硝酸塩態窒素は、アンモニア同様に有毒です。さらに急激に増えるので定期的な水換えは欠かせません。
2週間が過ぎた頃に、急激に亜硝酸塩態窒素が減少します。
亜硝酸塩態窒素を分解し、硝酸塩態窒素にするバクテリアが充分な量繁殖したからです。
硝酸塩態窒素も有毒ですが、アンモニアや亜硝酸塩態窒素の様に猛毒ではありません。普段の水換えで対処できます。
その後はバクテリアが定着する40日目まで、同様の頻度と水量の水換えを続けます。
そうやって出来た水槽を「調和水槽」といい、「水が出来た」とやっと言えるようになります。