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Q:底面濾過って?
A:水槽の底面にスリットや穴の空いたスノコのようなもの(底面フィルター)を敷き、
その上に底床をかぶせ、フィルターの下から水を吸い上げて(吸い込み式)orポンプから
の排水を通し(吹き上げ式)、底床を濾材として濾過を行う方法を底面濾過といいます。
Q:底面濾過の種類は?
A:上でも述べたように底面フィルターから水を吸い上げる場合を吸い込み式、ポンプ
や外部フィルターなどの排水パイプを底面フィルターに繋いで底床から排水させる方法
を吹き上げ式といいます。吸い込み式にも水中ポンプで吸い上げる方法やエアポンプを
使用しエアリフトで吸い上げる方法、外掛けフィルターや上部フィルター、外部フィルター
などに繋いで吸い上げる方法などのバリエーションがあります。
Q:底面濾過のメリットは?
A:一般的に底面濾過は非常に生物濾過能力が高いとされています。底面濾過の場合
底床を濾材として使用しますが、例えば60cm規格水槽に厚さ5cmの底床を敷いて
底面濾過を行う場合、10リットル近い濾材の量になります。また底床内を好気的な
環境に保ち、かつ底床内に緩やかな水流を作りますので底床内に止水域が出来にくく
硫化水素の発生や病原菌の発生を抑制することが出来ます。また吸い込み式の場合
稚魚、稚エビなどのいる水槽でも使用できるという利点もあります。さらに一部の
商品を除いて底面フィルターは安価であるのもメリットといえます。