孤独だし読書しようぜ 六冊目at ALONE
孤独だし読書しようぜ 六冊目 - 暇つぶし2ch937:名前は誰も知らない
09/02/15 23:03:06 lUo7CVt60
俺もネットやり始めてからうんと読書量が減った
しかし読んだテキストの数に換算すれば圧倒的に増えてるんだけど

938:名前は誰も知らない
09/02/16 01:03:48 XhzsT5BF0
マルクスアウレーリウスの自省録は良かった

939:名前は誰も知らない
09/02/16 01:18:11 OWNDukwWO
>>927
確かめてみた
言われてみればそうかも

940:名前は誰も知らない
09/02/16 02:33:28 FHuKUss7O
ネットやるようになってから本読む量は激減したな
携帯を寝床でやるのが尚良くない
しかし音楽はいっそういろいろ聞くようになった

941:名前は誰も知らない
09/02/16 03:38:26 MsPG1ked0
ネットやるようになってからも、本買う量は減った。
と言うよりも、紙の本を買わずにパブリックドメイン化した小説を読んでるだけだが。


942:NEO戰車 ◆uJjKY28wMA
09/02/16 08:33:58 8vw0FV290
>>933
2006年~休刊くらいまでの論座は割と面白かった

943:名前は誰も知らない
09/02/16 10:13:04 aNSu7+su0
ネットもそうだが、おれはBSで映画をよく見るようになった。
娯楽が増えると本を読まなくなるね。

944:名前は誰も知らない
09/02/16 17:14:47 5rIQwY7G0
月刊誌だったら「選択」という雑誌がお勧め。

945:名前は誰も知らない
09/02/16 19:50:12 hqzIXMzO0
>>944 選択か、ありがとう初めて知った。サイトの"併読誌"を見ると日経>朝日>>>産経か

やや左よりな内容?

946:名前は誰も知らない
09/02/16 20:47:45 X0wr2bly0
格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略  / ポール クルーグマン

2008年のノーベル経済学賞受賞者、ポール・クルーグマン教授が2007年に書いた本。

本書の主要な論説はタイトルどおり。
アメリカの現在の格差は政策によって作られたものであるというもの。

ニューディールが作り出した50年代の中産階級の時代がいかにして破壊され、現在の大格差社会が到来してしまったのか?
経済学者の著書でありながら、難解な経済の話はほとんど出てこない(これは訳者が割愛してるのかも)。
過去から現在に至るまでの共和党政権に対する痛烈な批判が本書の主張の軸となっている。

従来の格差拡大の理由としては一般的に以下のような説明が受け入れられてきた
   グローバリゼーションや技術革新
       ↓
   単純労働者の賃下げ圧力&専門職の賃上げ圧力
       ↓
   エリート層の形成
       ↓
   エリート層の共和党への献金
       ↓
   エリート層の要求受入
       ↓
   さらなる格差

本書は政治の経済に対する優越性を強調する。
1920年から50年代に起こった急激な経済格差の縮小(「大圧縮の時代」)は主に政策のためであったと言う

そして、経済的グローバリゼーションが格差を広げたのではない。
(同じ条件にもかかわらず他の国、ヨーロッパ・日本はアメリカほど格差が広がっていない)
70年代に右派急進派が共和党を掌握したことこそが格差拡大の原因である。

クルーグマンが指摘していることの中でもっとも重要なことの一つは
共和党の中で右派が勢力を拡大させた最大の原因は、アメリカ人の人種差別意識であるという

 共和党が人種差別意識を煽る
      ↓
 保守派ムーブメントの台頭(右派が共和党を支配)
      ↓
 大方の国民が不利になるような政策が受け入れられてしまう
 (労働運動攻撃および経営者優遇政策)
      ↓
 格差大

という流れ

(つづく)

947:名前は誰も知らない
09/02/16 20:48:16 X0wr2bly0
(つづき)

過去にアメリカ国民全員に健康保険を与えるチャンスがあった際、白人の一部はこれに猛烈に反対したという。
国民皆保険が実施された場合、黒人、ヒスパニックなどが恩恵を受けることになる。
そして、これを税金によって一番多く負担することになるのはアメリカの白人富裕層。
これは一部の白人にとって到底受け入れがたいものだったという
かくして、アメリカは先進諸国の中で唯一、国民皆保険を提供できていない。

こうした、人種差別的意識の結果台頭した「保守派ムーブメント」こそが「制度」と「規範」を変化させ、格差の拡大につながった。

また、本書で述べられていた論説で興味深かったのは、エリザベス・ウォーレンらが行ったアメリカ家庭の破産件数増大の原因に対する調査である。
今日、我々はマスコミなどを通じて個人破産の原因は分不相応な贅沢品の浪費のせいだというイメージを持っている
しかし、本調査の結果、破産の原因は子供のための住宅購入のせいであるという。
アメリカではよい学区でないとまともな教育を受けることはできない
このため、親は子供のために背伸びをして高い住宅を買わざるを得ないという
決して彼らが貪欲で愚かだったわけではない
子供に悪化する社会の中で勝ち残るチャンスを与えようとしただけだとクルーグマンは擁護する

現在、アメリカ社会の中で「保守派ムーブメント」はその勢いを失いつつある 
理由は①白人人口の低下と②白人がかつてほど人種差別的ではなくなってきたからだという

故に著者は不平等と格差を是正するために再び政治が大きくイニシアティブを取ることを主張する(民主党を応援している)。
社会保障整備こそ新しいニューディールであると著者は強く訴える。

新自由主義経済に対して鋭い批判を展開してきたクルーグマンがノーベル経済学賞を受賞したのはまさに新自由主義の時代が終焉しようとしつつある時代を象徴するものである。
行き過ぎた富の一極集中は社会を不安定にさせる
持つものと持たざる物が共存する世界で、経済的に両極端に位置する人々が“ほとんどの人間は信頼に値する”と信ずる理由はほとんどない・・・・・
何故なら、社会的信頼感は経済平等の上に成り立つものであるからだ

格差は是正されるべきだ
アメリカが最も繁栄したのは政策的に中流社会をうみだしたときだった
経済・社会の発展のためには再度、政治的に貧富の差を是正しなければならないと筆者は主張する。

948:名前は誰も知らない
09/02/16 21:41:57 T1zP7CXB0
前から思ってたんだけど、スレ違いのコピペ貼る奴って何なの?
なんか使命感でもあるのかね?

>>943
作品のあらすじとか紹介してるサイト見て既に読んだ気になってる。
ちゃんと作品と向き合うべきなんだが、ネット始めてから読書量が格段に減ったよ。

949:名前は誰も知らない
09/02/16 23:15:49 rZ1MZXh8O
ネットで読書量が減った、てのは分かるなぁ…。

あと俺の場合、これは映画についても言えることなんだけど、何か分からない所があると色々なレビューサイト見たり、場合によっては何処かのスレで質問するクセがついてしまった…。
これじゃイカンと思い、最近は、余程イミフじゃないかぎり自分で考えるようにしてる

950:名前は誰も知らない
09/02/16 23:30:04 Q8Fdv+dI0
>>949
>あと俺の場合、これは映画についても言えることなんだけど、何か分からない所があると色々なレビューサイト見たり、場合によっては何処かのスレで質問するクセがついてしまった…。
>これじゃイカンと思い、最近は、余程イミフじゃないかぎり自分で考えるようにしてる

俺もそれつくづく感じる。前知識や意見の統一や他力本願やら、ネットによる弊害って大きいよね。もちろんタメになる部分もあるんだけど、
でもなるべく素で色んな作品に巡り会い、接することができた以前の方が遥かにまともだったような気がする。

951:名前は誰も知らない
09/02/16 23:42:41 ZN4ck53L0
麻耶雄嵩と北山猛邦は面白いなぁ
正直そんなに評価の高い作家ではないけどどこか歪な人間観が好きだ

952:名前は誰も知らない
09/02/16 23:55:55 nbypLVEo0
>>946-967
概要だけではなく感想も書いてくれると参考になる。

953:名前は誰も知らない
09/02/17 01:09:58 kbD740/MO
夜は短し歩けよ乙女をやっと読み終えた
微妙にファンタジー要素が入ってるのと人物が魅力的なのが良いね
読んでて幸せな気分になるね

主人公の片思いの心情描写がやたらとリアルだったから
色々と思い出したくないことを思い出してしまった

954:名前は誰も知らない
09/02/17 20:18:49 pFVLfPC4O
萩原朔太朗「さびしい人格」
おすすめ 読んでみて

955:名前は誰も知らない
09/02/17 21:55:21 /ZnZlNPG0
あのさ、「世界の中心で愛を叫ぶ」
おすすめ 読んでみて

って言われて読む気する?
せめて簡単な内容と感想を書いてちょーだいな
たまに本のタイトルだけ書き込むのがいて、オススメなのかつまらなかったのか
ただ自分の日記として書き込んだだけなのかさっぱり分からないのもあるし
946とかも本気なのか冗談で書き込んでるのか知らないけど、あんだけ長文で
自分の意見・感想が何一つないし、まったく読む気おきないわ
本屋のポップのほうがずっといいよ

956:名前は誰も知らない
09/02/17 22:31:37 EKor1sQh0
今度の直木賞の作品が気になります。

957:名前は誰も知らない
09/02/17 22:35:22 Yps0gQmQ0
セカチューって映画はただのバカップルだけど小説は深いらしい

というのをキャバクラのおねーさんから聞いた

958:名前は誰も知らない
09/02/17 23:10:18 ku0/6zgFO
>>899
そうです。ぜひっ!

959:名前は誰も知らない
09/02/17 23:53:15 ErBC3sdY0
>>955 >>957
ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」というSFがあります
まあ、ここに書き込むような方たちなら、とっくに御存じでしょうが

960:名前は誰も知らない
09/02/17 23:59:09 575Clzsk0
読みたいけど最寄りの図書館に置いてないんだよ
誰か寄贈してくれ

961:名前は誰も知らない
09/02/18 00:12:08 v7cJX8sW0
>954
朔太郎ファンっす。なんか頭の悪い自分にもものすごく単純でいて、わかりやすく、
読みやすかった印象があります。
絶望の逃走という詩を読んだときにショックうけましたね
じぼあんじゃ~ん のあるううう~とかわけがわからないけど
この人はまちがいなく弧男だったと思う

962:名前は誰も知らない
09/02/18 00:16:58 DkSg50eJ0
朔太郎は妻帯し子供もいたけど、自分の娘ともまともに目を合わせることができなかったらしいね

963:名前は誰も知らない
09/02/18 01:25:42 YUG5syPq0
>>962
娘側の視点も知りたいとおもったら
本があるみたい。
父・萩原朔太郎 筑摩書房 1959 のち角川文庫、中公文庫
by wikipedia

そのうち読むことがあるかな・・


964:名前は誰も知らない
09/02/18 11:41:02 KPdBmNbe0
>>955
このスレは別に他人にお勧めする本を上げるスレじゃないからね。
POPのほうがいいのは当然だろう。販促の為なんだから。

気になればググるなり本屋で手にとって自分で判断するなりすればいい。
読む気起きなれりゃスレ開かなければいいだけだし、POP見てればいいんじゃないの?

965:名前は誰も知らない
09/02/18 11:50:01 ieR9ZI2W0
>>964
大筋では同意

タイトルだけあげることが
住人からすりゃ不親切だし
情報価値としても低いとは思うが
別に仕事でもなんでもないしねえ

966:名前は誰も知らない
09/02/18 14:31:04 803zi7L80
アンネの日記を読んだ。
俺が20歳を超えてから考え出したようなことを、14歳の少女が実に見事な文章で表現していることに驚愕した。
特に両親に対する思いと、内気で孤独な少年に向ける愛情と失望が痛いほど伝わってきた。
いい子でいることを常に選択してきた姉のマルゴット、愛情に飢え自分を価値のない人間だと思い込んでいる少年ペーター、
そして自分と他人を観察、批判しながら成長していこうとするアンネ、俺の中にはまさしくこの3人のような子供がいて、
愛したい、救ってやりたい気持ちにさせられる。

967:名前は誰も知らない
09/02/18 15:10:09 BqejGL9V0
アンネの日記は捏造説があるんだよね

968:名前は誰も知らない
09/02/18 18:26:30 mz5uWx9Q0
当時高級品のボールペンを使ったらしいしね。

俺たちが学校の教科書で習った歴史なんてしょせん表層的なものだし。
ワーテルローの戦いでナポレオンが負けたことは教えても、
その戦いで天文学的な富を得た一族についてはほとんど教えないし。
セシルローズの名前は出ても、ミルナー幼稚園についてはほとんど教えられてないし。

969:名前は誰も知らない
09/02/18 18:27:01 3JkF3VMaO
「書かれた内容は事実とは限りませんが、書かれたという事実は事実です」

日本教について/著イザヤ・ベンダサン_訳山本七平
古本屋で80円だったから読んでみた。
当時の状況は知らないけれど、皇室制度、靖国問題、中国朝鮮との軋轢、マスメディアと大衆、日本人の気質や政治的態度など、
今にも通ずる話が多くて楽しめた。

970:名前は誰も知らない
09/02/18 18:54:19 7QznIX9o0
朔太郎、孤男かなぁ。
最も、社会不適応人格なのはわかるけど、
若い時分から、友人も、取り巻きもいっぱいいてたしな。

971:名前は誰も知らない
09/02/18 22:43:30 iRFsUQjH0
朔太郎は弧男であるだけでなく、精神的に病んでいるね。


僕の孤独癖について
URLリンク(www.aozora.gr.jp)

972:名前は誰も知らない
09/02/19 19:33:33 0xh8GHqB0
>>959
お前、元ネタ言いたかっただけちゃうかと
>>959>>957とかみ合ってないじゃん

孤男らしくてほのぼのできたわ

973:名前は誰も知らない
09/02/19 20:42:02 Om5TPEYY0
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
どうせモテないし読書でもしようぜ!2 [もてない女]
::::読書好きの奥様 30冊目:::: [既婚女性]
皇室御一行様★part1490 [既婚女性]


974:名前は誰も知らない
09/02/19 21:34:21 BumYZubTO
魔術書を読んでいるのは俺くらいだろうな。
非科学大好きwww

975:名前は誰も知らない
09/02/19 21:47:50 /SYgqt4u0
俺は文学より陰謀論系の本が好き
ワクワクする

976:名前は誰も知らない
09/02/19 21:57:25 taEf175J0
>>975 「日中戦争はコミンテルンの謀略による」「日中戦争はドイツが仕組んだ!」

977:名前は誰も知らない
09/02/19 22:01:14 3u/Xl89r0
そりゃコミンテルン関わっていたんだろうけど、ちょっと関わっただけでも
陰謀だとか言われるんだろうな・・・

978:名前は誰も知らない
09/02/19 22:19:53 taEf175J0
日本が焼却しちゃった文書ってどのくらいあったんだろう。悔やまれるわ・・

979:名前は誰も知らない
09/02/20 13:55:17 DYvIXxnI0
初めて読んだ大江健三郎 「取り替え子(チェンジリング) 」
主人公≒著者、サブキャラも全て現実そのままの相関で登場するほぼ私小説のフィクション。
義兄にあたる伊丹十三の自殺とその背景が虚構の中で語られる。

>>49さんのレビューとかぶるが、各所に極めて個人的な芸術観が長々と語られてやや辟易。
それ以上に嫌なのが、迂遠かつネチっこい多方面(病的右翼ヤクザや業界人たち)への批判。
真っ向叩くならまだ気持ち良いが、いちいち緩衝材を挟む。でも辛らつ。
執筆姿勢・動機自体にも同様なまだるっこしさを感じる。
敵をリアルで直接攻撃はせずに、わざわざこうフィクションの中で憂さを晴らすのだが、
しかし誰のことを指しているかははっきり分かる書き方をして、それに対する反感には、
小説が持つ虚々実々さと、いかにも高尚な主題を盾にできるようになっているという複雑な嫌らしさ。

そこまで言うなら直接文句言いに行けば?と読者が思うだろうことを先読みしてか、
まともに相手するとどれほど粘着されて疲労困憊させられる敵なのかも作中で示してくれる。
いや、だったら作中批判もやめなさいよ、というかあなたも充分すぎるほど粘着でしょ、
などと著者との脳内対話がループする。

この冗長さは何だろうと思ったが、これがインテリ左翼という人種なのかなと勘付いた。
抗争を忌諱する人道主義者の仮面と、その実やむことの無い敵への糾弾欲求。
相反する両者を並び立たせるために取られた方式なんじゃないかと。
インテリらしく、それを多様な語彙と技巧で延々ネチネチ繰り返す能力もあるわけだ。
それが妙な味わいとなってるのも事実で、不快に思いながらも惹き込まれもした。

オブラートに包む振りをしたこれ見よがしな爆撃精神と、
翻ってなんとなく自己弁護されちゃってる被害者(著者サイドの人たち)というあざとさ。
その中に前述の個人的芸術観をぶち込んで、遅まきながらようやく表題にリンクする。
「死んだ彼を産み直します」―これはいったい何の宗教なんだろう。
命は「取り替え」などできない。そう考えることで失った悲哀や憎悪が減るというのか。
仮に減ったとしてそれは良いことか。人道的か。平和的か。健全と言えるのか。
著者が嫌った狂信者たちの、その反対側の端っこに到達していないか。

980:名前は誰も知らない
09/02/20 16:59:03 eEXslyQaO
坪内祐三「考える人」
幸田文、吉行淳之介、福田恆存、中野重治、唐木順三らの思考の
軌跡を追体験しようという試み。
インテリの資質がない俺が購入した理由は、
色川武大が登場すること、
著者のかっこを多用し言葉を補う
スタイルを面白いと思ったこと、
『地味渋』な装丁が好みであったこと。
この人の評論は、読んでも体も心も動かないものだが、
繊細に言葉が選択されていていい。
植草甚一についての章、東京の変化を嫌いノスタルジーに
流れたくなる著者が植草の街歩きの仕方に
勇気づけられるところ、何度も読んでしまった。

981:名前は誰も知らない
09/02/20 17:34:56 eEXslyQaO
それにしても著者(1958年生まれ)の学生時代の
エピソードには嫉妬するな。
「書斎派」対「実践派」の議論だとか福田恆存を友人に教わったりだとか…
俺は「うぉーい」とか「チンポー」とか「堂本光一みたいな
顔になってヤリまくりてえー」とか奇声を発する
以外のことを喋ると落伍者にされるような
(自分にとっては逆説的に緊張感のある)環境にいて、
TVは見るが読んでる雑誌が『TVブロス』
というのがせめてもの妥協点、折り合いだった…


で、坪内氏が福田恆存「人間・この劇的なるもの」に寄せたエッセイ、
学生さんにオススメする。

982:名前は誰も知らない
09/02/20 21:43:47 BKv6HcVz0
そういや、福田恒存の「私の幸福論」を昔読んだなぁ
口語体で書かれてるんだけど、口調が「~しておしまいなさい」見たいな感じで上品で
なんか心安まったよ。
「結婚できない」と言う女に「顔見なきゃわからん」って女性誌の連載で堂々と言う
福田恒存はかっこいい

983:名前は誰も知らない
09/02/20 23:33:49 ui2OkQKTO
久しぶりに図書館で本借りて来たもののあまり読む気がしない…

本は買って積ん読してたほうが自分には合ってそうだ

読み直したい時に手元にあったほうがいいし

984:名前は誰も知らない
09/02/21 15:27:32 dCAPD9Pc0
僕は図書館で女子高生を眺めながらする読書が一番
好きだね。女子高生の生命エネルギーが俺に力を与
えてくれるくぽ!

985:名前は誰も知らない
09/02/21 16:52:09 cPpC9qKP0
小説はあまり夢中になって読んだ経験が無い。
人生で一番没頭して時間忘れて読んだ本もノンフィクションだった。


986:名前は誰も知らない
09/02/21 17:06:15 2d5ggu7w0
>>985
その本教えて

987:名前は誰も知らない
09/02/21 17:27:59 cPpC9qKP0
>>986
「少年A 14歳の肖像」って本。
この事件ほど興味をそそられる事件は無い。
外国の殺人鬼のノンフィクションも読んだけどなんか違うんだよな。
なんていうか、犯人の少年の苦悩とか悲しみみたいのが胸を打った。
読んだ時の自分の年齢と犯人が事件起こしたときの年齢が近かったってのも大きいかな。
大人になってから読んだら「青臭いな」の一言で片付けてたかも。
若い時期に読めてよかったよ。あの没入感と読後感は、超飽き性の俺にはものすごく貴重な体験だった。

988:名前は誰も知らない
09/02/21 18:58:17 2d5ggu7w0
>>987
ありがとう

989:名前は誰も知らない
09/02/21 21:47:57 ZefH8BPN0
まだ途中だがパンク侍おもすれー
お前らいいもの紹介してくれやがって全く

990:名前は誰も知らない
09/02/21 22:21:24 9Cxb41c80
PHPの太平洋戦争の本読んでる。面白いわ。

991:名前は誰も知らない
09/02/21 22:52:29 zBL90ryI0
学生時代読書嫌いだったのに今は趣味になってもうた


992:名前は誰も知らない
09/02/22 09:02:18 R3F+BmEF0
ホスト規制でスレ立てできず。どなたか頼む。
無理な場合は重複の読書スレが一個立ってるからそこを避難所にするも良し。

「プードルの身代金」パトリシア・ハイスミス
犬の誘拐事件に入れ込みすぎたやや堅物で要領の悪い若い警官がドツボにはまっていく。
他の警官が捨て置く中、一番真面目に取り組んだ主人公が、最も感謝されるべき
犬の飼い主にすら心底疎まれてしまう過程が、イヤになるほどの説得力で迫る。

993:名前は誰も知らない
09/02/22 09:41:01 SBjcuo/X0
やってみたら出来た。

孤独だし読書しようぜ 七冊目
スレリンク(alone板)


994:名前は誰も知らない
09/02/22 10:52:43 Ux8r+dfF0
やればできる

995:名前は誰も知らない
09/02/22 15:08:02 8scOe5sLO
フロイト面白いよ。答えじゃなくて多様性が見てとれる。
それとフランス文学があまり出ませんね。ジャン・ジュネ「泥棒日記」なんて面白いけどな。ドキュメント好きでも見れる感じ。孤児でホモで家もなかったジュネの社会からは汚物だが詩情で美しき泥棒小説。不良なのにジュネの視線は母性で溢れてる。


996:名前は誰も知らない
09/02/22 15:17:01 9xuDXnZJO
もうすぐ1000(´3`)

997:名前は誰も知らない
09/02/23 03:30:16 0+sdyZcTO
最近SFばっか読んでるな
本屋より図書館のほうがSF小説あるって気がついた
ラノベはあるけど早川置いてある店少ないしあってもちょっとなんだよな

998:名前は誰も知らない
09/02/23 07:43:08 gmtKi3FX0
ハイペリオンは最高におもしろい

999:名前は誰も知らない
09/02/23 10:08:20 ZFhBBLC50
海外の有名SFは壮大なものが多いが、日本のこじんまりしたのも捨てがたいぞ。
小品ながらSF的スパイスがピリっと効いてる草上仁が好きだった。もう長らく読んでないが。

>>993
乙。

1000:名前は誰も知らない
09/02/23 11:08:48 nIoALRndO
1000もらうぜ

川端を4月までに新潮で全部読むことをここに誓います

1001:1001
Over 1000 Thread
                    /⌒彡:::
                   /冫、 ):::  1000だ
                  __| `  /::::  スレ立てろ
                 / 丶'  ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::
               / \ ヾミ  /|:::      孤独な男性
              (__/| \___ノ/:::  URLリンク(that4.2ch.net)
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