08/11/14 09:02:59 xjKlRYiA0
>>319
お前が孤独なのなんとなくわかるわ
空気の読めなさがすごいなw
322:名前は誰も知らない
08/11/14 10:18:06 DGNBuvLlO
319がどうやって生活できるのか分からない。
そんなこと考えてたら、ゴミ出しとか、現在の所持金とスーパーの値引き時間とか、明日の学校のこととかを考える時間を作れないと思う。
323:名前は誰も知らない
08/11/14 10:24:52 nmrcoIMP0
カルメンやアルルの女ってそんなにいいのか
まったく興味の無い作曲家だったが今日はこれを聞いてみるかな
324:名前は誰も知らない
08/11/14 10:33:37 qn+47ajF0
>>321
俺はなんだかほのぼのしてしまったぞw
325:名前は誰も知らない
08/11/14 10:35:26 xjKlRYiA0
>>324
まあこういうインパクトの強い人間もだいたい孤独なもんだしなw
326:名前は誰も知らない
08/11/14 10:50:38 4mxHmUuTO
>>321
いや~良く言われるなあw。特に酔ってると支離滅裂に…w。
>>322
いや~几帳面というか強迫神経症的な性格なんで、スケジュール管理とか部屋の掃除は完璧にやってるつもりで。仕事はバイトで家庭教師を今は週3(日曜日は6時間授業で)で入ってるんでギリギリ暮らせてるかなと。
>>323
カルメンはカラヤン指揮のパリオペラ座の1980代のが良いかと。
アルルの女はミシェル・プラッソン指揮の完全板がオススメ。
327:名前は誰も知らない
08/11/14 12:11:19 5gKn4MWQ0
俺は319みたいな人の話を聞いてるの大好きだけどな
酒飲みながら2時間くらい聞いていたい
328:名前は誰も知らない
08/11/14 12:36:26 nmrcoIMP0
最近ジャズばっか聴いてたせいかクラシックのリズムにどうもノれなかったw
とりあえずニコニコにあったアルルの女の第二組曲・・・うーんこれは良さがわからない
カルメンのフィナーレはなかなか良い感じだった
ワルキューレみたいな暗さがあるね
本格的に聴くとしたら『カルメン』のほうからにするわ
329:名前は誰も知らない
08/11/14 13:58:29 4mxHmUuTO
>>328
アルルの女の第二組曲はビゼーの編曲じゃないよ。友人のギローが死後に編曲したはず。
アルルの女は組曲(編集板)が有名だけど、完全板が凄いんだよなあ。最後の終わり方なんか、これぞ芸術!って感じで。ただ芸術過ぎて凡人にはわからないかもしれない。
風車小屋便りから抜粋してアルルの女の劇を書いたアルフォンス・ドーデーは、音楽に感激しつつも芸術を解しないでガヤガヤしていた大衆に激怒したらしい。地上で最高の芸術を解しないで喧しく騒ぐ馬鹿どもめ…とかなんとか。
330:名前は誰も知らない
08/11/14 14:19:01 nmrcoIMP0
凡人でごめんなさいwwwwww
331:名前は誰も知らない
08/11/14 14:43:51 Iol91me70
二度と聴くなこの凡人めwwwwwwwww
332:名前は誰も知らない
08/11/14 16:55:57 yQas2uHGO
凡人のうえに友達もいないとかwwwwwwwwwww(´;ω・`)あれ?
333:名前は誰も知らない
08/11/14 18:14:43 9sy5fvCr0
友達がいない時点で非凡だろ
334:名前は誰も知らない
08/11/14 19:06:39 v/ev+S4X0
>>319携帯かよ!
335:名前は誰も知らない
08/11/14 20:04:43 ndC6bKm20
>>334
言われて初めて気がついたw
携帯でコレだけの長文……本物の弧を感じたぜ。
戦争における人殺しの心理学は、確かに面白かった。
CM開けのバラエティみたいに何回も同じ事言ってるのが気になったが。
336:名前は誰も知らない
08/11/14 20:49:06 iqmC325q0
>>319
なげーよ!
337:名前は誰も知らない
08/11/14 23:08:54 yQas2uHGO
神経症なわりに改行には気を配らないようだな
338:名前は誰も知らない
08/11/14 23:08:54 4mxHmUuTO
>>334
PCは5ヶ月位前に酒かかって壊れたぜ。全然気にしないで大酒飲んで本読んでゲームばかりしてたが、最近このままでは本当にヤバいと思って、ジム行ったり携帯で2chしたりもしてる。2ch見たのも半年振り位だぜ。
>>335
系統的脱感作ってヤツだろ?現代軍隊の人殺し訓練方法。
その効能に疑わしさを感じたなら、フロイト先生のウソ(文春文庫)がオススメだ。原題はレキシコン デア サイコイルターマー直訳すると心理学の学説における誤謬だろうな。
標題がチャラいのは編集者が馬鹿だからだと思う。
ファーストフードネイションを、ファーストフードが世界を食い尽くすと訳した馬鹿並みのセンスだな。
こんなものインテリゲンツィア以外の特に大衆なんか読まないだろうから、普通に訳せと思う。
とにかく、様々な心理学の神話的学説を実証研究を引き合いに出して論破していく、心理学本にしてはなかなか痛快な本だった。
>>336
読んだお前さんもスゲーよ。
339:名前は誰も知らない
08/11/14 23:27:36 QFbwXVOL0
俺も孤男だけど携帯で延々偉そうに一席ぶつ奴は好きになれん
340:名前は誰も知らない
08/11/15 00:15:06 pHLQ6gZt0
ざっとこのスレみたら仏教好きが多いみたいだが、キリスト教も結構面白いとこあるぜ
俺の読んだなかではオットー、ティリッヒ、K・バルトあたりがよかった、特にティリッヒの「生きる勇気(存在への勇気)」おすすめ
キルケゴールもいいけど、灰汁が強くてちょっと引いた
日本人の書いたのだと、北森嘉蔵「神の痛みの神学」と椎名麟三「私の聖書物語」この二冊は楽しんで読めた
341:名前は誰も知らない
08/11/15 00:17:45 K9I9HPVT0
>>338
いい加減空気読んで
342:名前は誰も知らない
08/11/15 00:21:18 K9I9HPVT0
自分でどうでもいい雑学をひろうしたがる孤男
コミュを取ろうとしない孤男
まあどっちもどっちだけど
343:名前は誰も知らない
08/11/15 00:28:18 j9DFkB2k0
いいんじゃねーの、これぐらい。
弧男のくせして同調圧力強いなお前ら。
344:NEO戰車 ◆DuCKQjrhEY
08/11/15 00:29:10 g6QHXTAL0
>>338みたいな人は嫌いじゃない
自分を大事に頑張って
345:名前は誰も知らない
08/11/15 00:42:28 K9I9HPVT0
>>343
現実だと変な奴は回避できる
ネットだとムリ
それだけだわ
別にどうこう言う必要は無いけど、雰囲気変えられたらちょっと書き込みづらい
いちいち書き込みにたいしてつっこまれるのもうざいし
346:名前は誰も知らない
08/11/15 00:57:13 lLvYNQaU0
>>345
見たくない書き込みはスルーするのが普通。
別にスレ違いの話をしてるわけでもないし、
何故そこまで自分中心発想で人に文句言うのか理解出来ません。
347:名前は誰も知らない
08/11/15 01:18:21 8Q2QrDXl0
,-、 ,.-、
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l , , , ● l まあ、まったりいこうや
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348:名前は誰も知らない
08/11/15 01:24:02 8Q2QrDXl0
アンドレ・ブルトン好き
349:名前は誰も知らない
08/11/15 01:43:32 OyB3nJ8C0
「MENSA会員だが、問題だすよ。もしくは質問に答えるよ」というのがまとめにあったんだが、
一人は淡々と数字問題を出し続け、一人は淡々と質問に答えていて
お互いにほとんど意に介さず別々の話で進むのが面白かった
話の内容はごく普通なのにどこか浮いてると言うか3.5次元と言うか・・・HALと会話してる気分になった。
ある意味究極の孤男なのかも。
350:名前は誰も知らない
08/11/15 02:15:38 4+NcTudGO
>348
溶ける魚を読んだ?
読んでるとたまに胸がときめくよねー。
351:名前は誰も知らない
08/11/15 20:51:58 8Q2QrDXl0
>>350
あれは不思議な読後感だよね。浸ってしまう。
今度新訳文庫の「狂気の愛」を読む予定。
352:名前は誰も知らない
08/11/17 21:00:28 BtDYG7Vm0
マーク・トウェイン『人間とは何か』
「人間機械論」が秀逸。
アドルフ・F・V・クニッゲ『人間交際術』
網羅的なマニュアル本。人間関係が苦手な孤男にはおすすめ。少々観念的ではあるが。
『リヒテンベルク先生の控え帖』
箴言集。
353:名前は誰も知らない
08/11/17 21:09:53 BtDYG7Vm0
見たくない書き込みはスルーするのが普通って、その書き込みをした時点で君もスルーできていないじゃないか。
そしてそれを指摘する俺も(ry
354:名前は誰も知らない
08/11/17 21:17:14 7IacHmF00
何言ってんだこいつ
355:名前は誰も知らない
08/11/17 22:13:51 ay0sMHGc0
え、理解できないの?
356:名前は誰も知らない
08/11/17 22:29:49 g2n3ecyW0
もう終わった話を、アンカーも付けずにいきなり話し出したら、そうも思うだろう。
357:名前は誰も知らない
08/11/18 20:36:15 3d70wmz40
353 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 21:09:53 ID:BtDYG7Vm0
見たくない書き込みはスルーするのが普通って、その書き込みをした時点で君もスルーできていないじゃないか。
そしてそれを指摘する俺も(ry
358:名前は誰も知らない
08/11/19 00:08:58 5PHmt2sk0
353 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 21:09:53 ID:BtDYG7Vm0
見たくない書き込みはスルーするのが普通って、その書き込みをした時点で君もスルーできていないじゃないか。
そしてそれを指摘する俺も(ry
359:名前は誰も知らない
08/11/20 01:52:53 Ny5kTO7J0
面白いネット小説を教えてくれ。
360:名前は誰も知らない
08/11/20 15:10:56 oOAeQVs80
>>359
角田光代「消えない光」
361:名前は誰も知らない
08/11/20 17:08:23 X08h/DOC0
純文の新人賞に応募する。
ナカーマはいないか?
362:名前は誰も知らない
08/11/21 22:50:54 eGaGC4JT0
読む専なので・・・
しかも下手にたくさん読んでるから、自分のクソみたいな文章が許せんw
363:名前は誰も知らない
08/11/22 00:43:14 UmQ3oQnc0
船戸のクロニクル読んだけど意外に面白かった
読まず嫌いはいけないねー
364:名前は誰も知らない
08/11/22 21:05:38 N9easuDQO
今19歳なんだけど、
筋金入りの本嫌いで19年間生きてきて読書をまったくしてこなかったせいで、感性も乏しく教養の無さが絶望的…
教養を身に付けるには、この歳から読書始めてももう遅い…?
365:名前は誰も知らない
08/11/22 21:11:55 Mh/VX41B0
>>364
はじめるのに遅いも早いも無いよ
そう思ったなら本読めばいいじゃん
教養の為に嫌々読むなら、すぐ飽きるだろうと思うけど、
それでも読んでみるのは良いんじゃないの?
366:名前は誰も知らない
08/11/22 21:24:26 8hvBxIkt0
>>364
俺は22歳から読書始めた。
遅くはないぞ。
詩から入るのはどうだ?
短いし、好きな時間に好きな分量だけ読めるからさ。
中学の時、中原中也なんかカッコいいって思ったろう。
好きなフレーズをメモしながら読むと効果的だぞ。
367:名前は誰も知らない
08/11/22 21:25:05 4ELOP9HBO
>>364
短編ホラーとかラノベでもいいから、とにかく活字を読むことに慣れるといいよ。
368:名前は誰も知らない
08/11/22 21:50:07 vbHhpL/10
ショートショートなら読書習慣なくてもサクサク読めるぜ。
長編みたいに読書間隔開いても、あれ?どんな話だったかな?にならないし。
星新一オススメ。
俺は、教科書に載ってた「おみやげ」を読んで、他の作品も夢中で読んだなぁ(遠い目)
369:名前は誰も知らない
08/11/22 22:15:10 Mh/VX41B0
推理小説も結構さくさく読めて良いよね
370:名前は誰も知らない
08/11/22 22:19:20 N9easuDQO
>>365-369
うわぁぁみんなレスありがとう!
まずは教えてくれた通り短篇とか詩とかサラっと読めそうなものから入ってみる。
なんだか読む気湧いてきたよー、そんなに難しくなくてもいいんだな!
頑張って慣れてみるよ。
オススメとかも教えてくれてありがとう!調べますm(__)m
推理小説かぁ、楽しく読めるかな
371:名前は誰も知らない
08/11/22 22:43:04 qKvi6chf0
>>364
俺もそのころから読書らしい読書始めたよ
国語の成績は常に最悪だった
筒井康隆の短編あたりから始めて、気づいたらどっぷり本の世界に足を踏み入れてた
系統的には筒井と星新一は似てるけど、筒井のほうが全般的にえげつない。
今読むと少々古臭く感じるかもしれんね
推理小説でものすごい衝撃を受けたのは島田荘司『斜め屋敷の犯罪』かな
同じ著者の『異邦の騎士』は孤男が友人と恋人を得ていくような、ロマンチックな名作
何か読んでみて、これ読んでみたけどイマイチだった、等の感想を書き込んだら
また別の人が何か薦めてくれるさ
372:名前は誰も知らない
08/11/22 22:50:39 j3xf5m0a0
>>364が教養が欲しいんでしょ?
だとしたら小説とあわせて
とっつきやすい新書や文庫も読んで、
学問に触れてみるとよいと思う。
373:名前は誰も知らない
08/11/23 09:03:23 oItqvKZF0
こうして孤独な少年は大人へと成長するのだ。
若いって羨ましいなあ。
374:名前は誰も知らない
08/11/23 12:06:12 3TzH/xWT0
19才か。
太宰治とか読んだいた。ww
375:名前は誰も知らない
08/11/23 13:31:47 3PVggC2h0
>>371
ナナメ屋敷w よく考えると強引なんだけど初読の時は俺もスゲーと思ったわ。
異邦の騎士は、先に御手洗シリーズを他に何点か読んでいたので感動+驚きですごく楽しめたね。
島田荘司なら「奇想、天を動かす」も良かった。シャーロックホームズからミステリに嵌った自分としては
「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」も面白い。
文学みたいに読むのに体力いらないし、推理小説はホントに良い娯楽だ。
376:名前は誰も知らない
08/11/23 18:32:30 pstmZjJe0
>>364
読書に慣れていなくてもアフォリズム(格言集のようなもの)だったら読めるんじゃないか。
教養っぽい雰囲気に触れることはできるよ。
377:名前は誰も知らない
08/11/23 20:37:18 Arg6OnzE0
「読書」じゃないかもしれないけど朗読もたまにはいいよ
URLリンク(fujitv.cocolog-nifty.com)
とか
あとは有料だけどiTunesStoreにもオーディオブックいっぱいあるよ
378:名前は誰も知らない
08/11/23 20:51:19 dfUBXyXw0
>>375
後々になってみると「そんなアホなw」って感じだよなw>斜め屋敷
あれについてノリヅキリンタロウだかアビコタケマルだかが
なぜあれだけのカタルシスをもたらすかについてすごく良い論評を書いてて、なるほどと思った記憶がある
本について論じるというのに興味を持った最初のきっかけはそのあたりかなー
島田は音楽の魅力もとっくりと語ってくれて、それがまた良かった
上質な演奏は、音楽がいま目の前で作り出されていくその姿を見せてくれる、とな
最近は腐女子に迎合したりなんなりでどうも・・・って感じさね
379:名前は誰も知らない
08/11/23 22:14:22 3fnVH4Z70
岩波のホフマン短編集は絶版になったんだな。知らなかった。
久しぶりに砂男読みたかったんだが・・・
380:364
08/11/24 00:42:47 LFXIFKFZO
おわーっ、さらにいっぱいレスもらえた!
ここに来てよかった!
色々オススメとかアドバイスとか本当に感謝ですm(__)m画面メモしとこ
ここって優しい人ばっかり
次書き込む頃には、自分ちょっとは賢くなれてたらいいなw
381:名前は誰も知らない
08/11/24 02:58:15 5MUmJrQv0
教養をつけるって結構難しいよな。
俺は哲学書とか詩集とか、そういう抽象的な内容の本はてんでダメだ。
昔から物事を深く考えるって習慣がないからかな。読む物って言ったら物語小説や実用書ばかりだ。
古典も物語性のあるものならいいけど、いわゆる思想書には全然興味ない。
382:名前は誰も知らない
08/11/24 10:30:13 8iT8G0FA0
詩は俺もさっぱりわからん
映画とかに引用されると面白く思えるんだけど実際の詩集を手に取ると「?」な具合
383:名前は誰も知らない
08/11/24 10:53:22 X0KWaZXa0
俺も詩は苦手分野…
俳句も好きだし、たまに自分でも作っちゃったりするけど、
俳句ばっかり並んでる本は読もうと思わないしな
文章に織り交ぜてあればかなり興味が増す
384:名前は誰も知らない
08/11/24 12:50:15 WBsDadml0
教養とは何かって自分なりの定義をまず作ることだな
自分になにが必要なのか、自分のやり方で充分なのさ
参考文献
・竹内洋「教養主義の没落」
・高田理惠子「グロテスクな教養」
・齋藤孝「読書力」
・村上陽一郎「やりなおし教養講座」
・エドワード・サイード「知識人とは何か」
・ピーター・バーク「知識の社会史」
385:名前は誰も知らない
08/11/24 14:45:33 afqKTNXN0
現代小説とラノベしかまず読まないから教養が全然ついてない。
386:名前は誰も知らない
08/11/24 14:53:12 X0KWaZXa0
>>385
ラノベ読んだこと無いんだけど、オススメある?
読んでみようかなとも思うけど、あまりに量が多くて困ってる。
どうやって選んで良いかもよく分からないんだ。
文章が良いとか、構成が良いとかは置いておいて、
おもしろかったのを教えてくれると嬉しいです
387:名前は誰も知らない
08/11/24 15:32:30 WBsDadml0
銀河英雄伝説
涼宮ハルヒ
十二国記
マリア様がみてる
388:名前は誰も知らない
08/11/24 15:47:38 fXQs18X60
>>387
ハルヒの代わりにデルフィニア戦記なら
オレのお薦めともろ被り
389:名前は誰も知らない
08/11/24 15:52:33 X0KWaZXa0
おお、ありがとう!
でも十二国記はもう読んでたw 小野先生もっと書いて下さいw
他の本も有名どころですね
チェックしてみます
390:名前は誰も知らない
08/11/24 19:15:43 +pTXz3Oj0
現実逃避できるSF小説・ファンタジー小説のオススメを教えて下さい。
古今東西不問です。
391:名前は誰も知らない
08/11/24 19:26:38 8iT8G0FA0
小説じゃなくてゲームで最近おれが現実逃避してたもの
URLリンク(nifflas.ni2.se)
ここのKnytt storiesのa strange dreamというやつ。幻想的で可愛くてシュールで、夢中になったな
ファンタジー/推理なら島田ソウジの「ネジ式ザゼツキー」
SF/小説なら筒井康隆の「旅のラゴス」とかかなあ
392:名前は誰も知らない
08/11/24 22:30:11 W7Jioat70
SFなら銀河ヒッチハイクガイドとかどう?
393:名前は誰も知らない
08/11/24 22:33:22 1CLpNy380
最高だよな。銀河ヒッチハイクガイド。
SFにしてコメディにしてナンセンス小説。
宇宙の真理が書かれてるしね。
394:名前は誰も知らない
08/11/24 22:42:53 WBsDadml0
イギリス人のユーモアはわかりづらい
モンティ・パイソンが好きな奴には勧めるけど
395:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/11/25 03:49:19 PnCCyIAb0
「二銭銅貨」ってのを読んだんだけど最後なんだあれ
396:名前は誰も知らない
08/11/25 05:26:51 SLvUZe5F0
蟹工船っておもろいのか? 最近コンビニにおいてある。
397:名前は誰も知らない
08/11/25 07:51:38 Do9UZq0a0
迫力があって結構おもしろいよ
青空文庫にも入ってるからためし読みしてみたら?
398:名前は誰も知らない
08/11/25 08:34:49 mvYeUfonO
ドストエフスキーの白夜には俺等みたいな孤男が出てくるようだ。
399:名前は誰も知らない
08/11/25 14:05:00 dBFpVk8X0
友達ゼロで、建物と会話するのが趣味の男
400:名前は誰も知らない
08/11/25 16:00:30 9+KVjPSH0
「永遠の森 博物館惑星」
繊細で丁寧で上質な作品だが、なんか読んでてイライラした
女性向けだなこりゃ
401:名前は誰も知らない
08/11/25 20:15:50 J5h9qUAp0
>>396
「○○主義万歳」ってのが鼻につかなくもないが、話や情景描写とかは中々いいよ。
402:名前は誰も知らない
08/11/25 23:12:54 dc7UIdsq0
>>390 sfはダンシモンズのハイペリオンシリーズが良かったよー ネタとかぜんぜん知らなくてもおk
まさにSFっっ! つー感じで・・・おなか一杯になりました。そろそろ文庫でそろうかも?
オイラは正月にオリュンポスに突撃する予定w
403:390
08/11/25 23:21:10 WfHE2GZO0
みんなありがとう。どれも面白そうだ。
年末年始にコタツでゴロゴロと読みますわ。
404:名前は誰も知らない
08/11/26 00:07:42 6SHZ65850
ファンタジーは「新しい太陽の書」、「ゲド戦記」、「指輪物語」が読みごたえあったな
「ゲド戦記」はジブリの映画は悲惨な出来だったけど、原作は素晴らしい傑作
405:名前は誰も知らない
08/11/26 00:30:12 J0wxnYIf0
SFといったら夏への扉をはじめ、ハインラインがいいですね
国産ファンタジーとして十二国記以外に精霊の守り人シリーズはいかが?
そういやラヴクラフトとか皆さんお好きですか?
406:名前は誰も知らない
08/11/26 00:33:27 9qDwsQjf0
クリスマスにヨグ=ソトホースが地球上に現れるのを祈願してます
407:名前は誰も知らない
08/11/26 01:27:40 xzh3pukG0
「西村賢太」>彼こそ孤男のヒーローだッ!!
嘘だと思うなら『どうで死ぬ身の一踊り』を読んでみると良い。
408:名前は誰も知らない
08/11/26 01:32:36 9qDwsQjf0
ヒーローっつうか、孤独でもこういうDV男になっちゃいけないだろ
409:名前は誰も知らない
08/11/26 08:01:32 dcQH2fV00
宮台の14歳からの社会学読んでる
宮台が今まで言って来た事が中学生向けに書かれてて、分かりやすい
410:名前は誰も知らない
08/11/26 16:33:48 jwCAMqlj0
デュルケム 自殺論
411:名前は誰も知らない
08/11/26 20:43:52 M6HHYB5v0
>>405
大学時代にハマってた時期があった
お前らもちろんインスマス面だろ?
412:名前は誰も知らない
08/11/26 20:52:58 9qDwsQjf0
つうか貌の無い神ですから
413:名前は誰も知らない
08/11/26 23:10:11 IAbzazMn0
ラヴクラフトは高校の時友達から全巻貸して貰って読んだ。
あの怖さは独特だよな。
414:名前は誰も知らない
08/11/27 01:32:11 x6zG8z1d0
翼のある嗤笑する顔のない魔物です
415:名前は誰も知らない
08/11/27 04:03:44 3ucrPVzB0
池袋ウエストゲートパークってどうですか
416:名前は誰も知らない
08/11/27 04:18:15 EQ2BLC+x0
個人的な感想としては、最初はまあまあよかったけど、どんどん質が低下していったと思う
今はとても残念な作品。惰性で買い続けてるけど最新刊まだ読んでないや
417:名前は誰も知らない
08/11/27 07:21:58 u3I1oors0
石田いらは日本語へただから
418:名前は誰も知らない
08/11/27 08:37:43 4ZsIRKsn0
>>417
サイレント魔女☆リティだしなw
419:名前は誰も知らない
08/11/27 18:33:50 u3I1oors0
>>418
あれは思想と論理性の問題
日本語ヘタは別問題でヘタ
420:名前は誰も知らない
08/11/27 19:09:18 aEKD3khQ0
マジレスとな
421:303
08/11/27 20:32:06 aEKD3khQ0
>>302が熱烈にプッシュしてたオースティン『分別と多感』読んだよ
たしかに軽快に読めるし、物語りとしても面白かった
・・・だが『アンナ・カレーニナ』を読むまで世界史上最高とまでは語らないで欲しいな
『戦争と平和』は俺もあまり楽しめなかった
短編も説教くさくてどうも好かん。まあアンカレは名作とされてるわけだし、
一回くらい読んでみても損はないんじゃないの
422:名前は誰も知らない
08/11/27 21:43:46 u3I1oors0
アンナカレーニナ好きならクンデラ読めって
423:名前は誰も知らない
08/11/27 21:44:57 aEKD3khQ0
おk
一作目は何を読んだらいいかな
424:名前は誰も知らない
08/11/27 22:13:43 jhSeScM00
ケチつける訳じゃなくて純粋に聞きたいんだけど
アンナ・カレーニナのどこが面白かった?
不倫して愛人の子供を孕んだ女が自殺する話だけど
自分の人生と重なる部分が全くなくてよく分からなかった
同じような理由でボヴァリー夫人もダメだった
どんな風に楽しんで読んだのか教えて
トルストイは復活とイワン・イリイチが面白かった
425:名前は誰も知らない
08/11/27 23:41:45 u3I1oors0
>>423
存在の耐えられない軽さ
他の小説も同じテーマだけど、一番分かりやすい
というか他のは難しすぎて俺には無理だったw
端々の言葉を読むだけで楽しいけどね
426:名前は誰も知らない
08/11/29 03:11:06 TvGuiVLa0
車の中用、ネットやゲームやりながら用、寝ながら用、などで色々買った
427:名前は誰も知らない
08/11/29 23:11:13 5ayKlIpEO
>>424
携帯からなので、十分な説明できるかわからないけど…
アンカレでは、日常生活のなかの微小な摩擦をスパッと切り出してくる手腕に魅せられたよ。
男が愛してるよ、と自分でもねーよと思ってる月並みなセリフを吐いて、
アンナはそれを分かりつつもそれにしがみついた…なんてくだり、
うわあって思いながら読んだよ
有名な草刈りやレースのシーンは身体に訴えかけるようなすがすがしい感動があった
兄の臨終の場面のバカバカしいまでの気まずさも面白かったし、レービン組の愛の成就の異様な文面もキモくてよかった
戦争と平和でもそうだったけど、恋が実のってハッピー!なんてならずに
すぐマンドクセな空気がただようシニカルなところも。
でもともかく、有名なシーンはもちろん、日常生活での心理を分析する鮮やかさのおかげで非常に楽しくよめたということです
こんなで回答になったかな
428:名前は誰も知らない
08/11/30 16:28:10 r/cSyCRvO
>>416
中原昌也が書いた「要約」のほうが面白い。
タイトルを「沼袋ジュラシック・パーク」としている。
爆笑しながら血が騒いで仕方なかった。
429:名前は誰も知らない
08/12/01 00:02:34 tPHi/wnlO
ラヴクラフトって人の本読んでみた。まだ一冊だけど。
素直に怖い、というよりはわけわかんなくて不気味な感じだ。
とりあえず古本屋にあった5巻を読んだけど、次はどれがいいか…やっぱ1かな
430:名前は誰も知らない
08/12/01 14:54:45 jxpWdcbuO
スコット・フィッツジェラルドの短編集「バビロンに帰る」村上春樹編・訳を読んでいる。
まだ全部は読破してないけど「カットグラスの鉢」凄いなあと思った。
431:名前は誰も知らない
08/12/01 17:34:21 V8uvcS5FO
おれはフィッツジェラルド二作ほど読んだけど
ぜんぜんわからなかったなあ…
432:名前は誰も知らない
08/12/01 19:05:50 +CVq2Hub0
ハルキ訳はだいたいへちょい
433:名前は誰も知らない
08/12/01 23:01:49 MT4PW/Vp0
ダヌンツィオの「快楽」とコレットの「シェリ」を買った。
434:名前は誰も知らない
08/12/02 06:50:22 bza8EKN8O
>>432村上春樹が嫌いとか?
435:名前は誰も知らない
08/12/02 19:56:07 /euB3bwD0
『孤独の世界』 中公新書
『思想としての孤独』 講談社選書メチエ
孤独に関する本って、なさそうに見えて意外とあるんだな。
E・M・シオラン『欺瞞の書』
シルヴィー・ジョドー『シオラン あるいは最後の人間』
シオランって人は凄いぞ・・・。
まだ少ししか読んでいないが、孤男の極限といった感じがする。
436:名前は誰も知らない
08/12/02 20:43:56 yrsH0g4m0
シオランについて詳しく
孤独とはちょっと違うけど、クンデラ読めよ
437:名前は誰も知らない
08/12/03 13:26:37 KZr9qWFAO
クンデラ厨あらわる
438:名前は誰も知らない
08/12/03 22:14:16 Ni7U4GJ+0
シオラン読んでるなんて2ちゃんでも言っちゃだめだ
439:名前は誰も知らない
08/12/03 22:22:41 7r7FzqMY0
不夜城はガチ
主人公は孤男の鏡
440:名前は誰も知らない
08/12/04 00:21:40 NUlUw6C00
ブッダの言葉っていいねぇ
自分の心の中に城を作れみたいな言葉が好きだ
441:名前は誰も知らない
08/12/04 00:55:07 vVvJq/S00
今日、大学辞めた俺にふさわしい本ある?
442:名前は誰も知らない
08/12/04 02:39:34 L0u9Jtbt0
高沢テルユキ「そして天使はふえていく」
究極の孤独とカミングアウト小説だったな。
443:名前は誰も知らない
08/12/04 02:41:16 YHxDxbgP0
>>441
なんで大学やめたの?
444:名前は誰も知らない
08/12/04 02:47:10 vVvJq/S00
>>441
死に時が近くなると思ったからかな?
経済学部なんて入んないで文学部に入ればよかったって思ってる
445:444
08/12/04 02:48:30 vVvJq/S00
>>443
でした。すまん
446:444
08/12/04 02:55:13 vVvJq/S00
ごめん。もう一つある。他人が怖くてさ。
人に喋り掛けられても、下手な事言ったら裏で何言われるか
分からない。って心配しちゃって上手く対応できない…
447:名前は誰も知らない
08/12/04 07:30:34 AFZ4hEHP0
文学部入っても思うような講義受けられないぞ
俺は経済学部の合理的名ところが好きだった
孤生活には経済学部の考え方は行かせる
448:名前は誰も知らない
08/12/04 09:54:02 /uQlNMwR0
>>441
中島らもとかどうかな。あとは、池澤夏樹の『スティルライフ』とか。
紀行文とかエッセイとか読んでぽややんとした気分になるのもオススメ
449:名前は誰も知らない
08/12/04 13:14:47 vVvJq/S00
>>448
ありがとう。本屋行って探してきます。
450:名前は誰も知らない
08/12/04 15:45:15 usKeLbdvO
俺はたまにゴミ捨て場から本を拾うが、今まで拾った中では、さくらももこがいちばん良かった。
鉄拳の「こんな○○は××だ」が2位。
ワーストは「失楽園」
綿谷りさはまあまあ。
阿部和重のあの長い奴は全部捨ててくれよ、1巻だけ捨てられても。
「ショーケン」落ちてねえかな…
451:名前は誰も知らない
08/12/04 16:20:25 S73CVAji0
お前ら働きに行け
452:名前は誰も知らない
08/12/04 16:42:00 W9cGcf2p0
>>447
それはお前の場合だろう。一般化するなよ。
そもそも文学部で学んだことがあるのか?
453:名前は誰も知らない
08/12/04 20:15:11 P//iSyBX0
今ニューロマンサー読んでるけど、これが絶賛されたというのは何となくわかる。
でもわかるだけだな。俺も同時代のコンテクストの中でこれを読みたかった。
454:名前は誰も知らない
08/12/04 20:44:18 RP3Lcd530
コンテクスト=文脈
455:名前は誰も知らない
08/12/05 00:50:33 VLx8nkoT0
>>441
ジョン・アーヴィング「熊を放つ」
ロバート・ハリス「エグザイルス(放浪者たち)―すべての旅は自分へとつながっている」
沢木耕太郎「深夜特急」
ジャック・ロンドン「ジャック・ロンドン放浪記」
ニーチェ「人間的、あまりに人間的」
理由は、何となくw(あと>>448の池澤は俺もオススメ)
>>453
今となってはすでにサイバーパンクも過去、というか完全に定着してしまったからね。
「サイバースペース」なんて当たり前のものだし。
でも訳の文体のカッコよさは今だに光るものがある。
ギブスン読み終わったらサイバーパンクのもう一方の雄、ブルース・スターリングもオススメする。
456:名前は誰も知らない
08/12/05 00:57:13 +5X7S2za0
数ヶ月前に好奇心本位で蟹工船読んだばかりだったが、
ここのところあの本のままの事が起きてるな。
あてはまり過ぎてて驚いた。
457:名前は誰も知らない
08/12/05 02:41:14 odhFB/oRO
>>441
中島義道「ぐれる」
味気ないじゃないか。こんな発狂しそうなほど
満たされたこの国で、幸せに楽しく生きるなんて。
458:名前は誰も知らない
08/12/05 02:47:20 JJvCMs920
>441
俺の好みではないが、
「孤独であるためのレッスン」
「非属の才能」
「生きることも死ぬこともイヤな人のための本」
中島初心者ならちょっと毒が強いかな
「自死という生き方」
いろいろ考える
459:名前は誰も知らない
08/12/05 05:42:21 g1nMvEk10
>>441
歎異抄
死にいたる病
余った金で練炭
460:名前は誰も知らない
08/12/05 10:11:25 8G5ojQYX0
>>441
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) 門倉 貴史
461:名前は誰も知らない
08/12/05 20:02:29 nDvQzNNw0
コンスタンの『アドルフ』を読んだ。
やっぱりフランスの恋愛小説はいい。
462:441
08/12/06 00:37:56 XnFxr68x0
みなさん、ありがとうございます。
中島義道は以前読みましたが、こいつ性格歪んでね?って思いながらも、
共感してしまった自分に嫌気が差し、それ以来読んでません。
不思議な少年、不道徳教育講座がおもしろかったです。
>>459
練炭もちょっと考えました。昼間、外から聞こえる笑い声に気分が沈みます。
自分が一人であることを際立たせてるみたいで
463:名前は誰も知らない
08/12/06 08:32:17 brrIYGjKO
アシュリー・カーン『「至上の愛」の真実』
音楽史に残るコルトレーン怒涛の名盤『至上の愛』がいかにして制作されたかを
追ったドキュメンタリー。
メンバー間の緊張関係や、プロデューサーの役割など、考えもしなかった側面を伝えてくれて興味深い
作曲するトレーンの姿も。
それにしてもこの名盤を発表してわずか三年でトレーンは亡くなったわけだが、
そのわずかな間、突進するかのように過激に進化しつづけたトレーンの人生はほんと濃密
464:名前は誰も知らない
08/12/06 20:41:56 ZUrOKqRA0
ヘッセの「シッダールタ」
465:名前は誰も知らない
08/12/06 22:11:32 cKX7jTjf0
オルテガ『大衆の反逆』
あー、疲れた。
でもすごくためになった。民主主義に疑問を持っている人にはおすすめ。
466:名前は誰も知らない
08/12/07 03:53:52 22467blmO
ヘンリライクロフトになりたい
彼のような余生を送れるなら
あと5年で死んでもいい
467:名前は誰も知らない
08/12/07 17:53:43 Mio210rL0
ギッシングの短篇に古書収集家の話があった、タイトルは忘れたけど
468:名前は誰も知らない
08/12/07 18:05:07 5tHnFLxY0
「スミヤキストQの冒険」
469:名前は誰も知らない
08/12/07 18:14:17 ZLHiDlwE0
>>465
「生とはさしあたって迷い込んだ混沌にすぎない」とかいう箇所が良かった
470:名前は誰も知らない
08/12/07 23:15:35 hBbZwo9nO
シュティルナー「唯一者とその孤独」の書き出しもそんな感じだったな
471:名前は誰も知らない
08/12/07 23:18:38 hBbZwo9nO
×孤独→○所有でした
472:名前は誰も知らない
08/12/08 12:24:01 SD7FtfS90
>>462
そんな時は音楽もいい
野狐禅
eastern youth
聴いてみ
473:名前は誰も知らない
08/12/08 20:49:00 an7OnN+B0
booklogやっている人いない?
ここ。
ブクログ -ウェブ本棚サービス-
URLリンク(booklog.jp)
474:名前は誰も知らない
08/12/09 20:54:21 8/ON1keT0
ちょっとはったりかましてみます。
今年読んだ海外小説からベスト10
1、カフカ「城」 2、スタンダール「赤と黒」 3、バルザック「谷間の百合」
4、トーマス・マン「魔の山」 5、ドストエフスキー「白痴」
6、ディケンズ「大いなる遺産」 7、スタインベック「怒りの葡萄」
8、ヘッセ「知と愛」 9、ジョイス「若い芸術家の肖像」
10、モーム「人間の絆」
今年読んだ日本文学からベスト10
1、大江健三郎「万延元年のフットボール」 2、川端康成「眠れる美女」
3、三島由紀夫「真夏の死」 4、安部公房「第四間氷期」
5、太宰治「パンドラの匣」 6、谷崎潤一郎「刺青・秘密」
7、遠藤周作「深い河」 8、開高健「輝ける闇」 9、埴谷雄高「死霊」
10、村上春樹「羊をめぐる冒険」
475:名前は誰も知らない
08/12/09 21:28:11 8/ON1keT0
はったり続編
今年読んだ哲学・思想本からベスト10
1、フーコー「言葉と物」 2、サイード「オリエンタリズム」
3、スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」
4、バタイユ「呪われた部分 有用性の限界」
5、ルネ・ジラール「暴力と聖なるもの」 6、アガンベン「ホモ・サケル」
7、ニーチェ「この人を見よ」 8、ジジェク「ラカンはこう読め!」
9、クリプキ「ウィトゲンシュタインのパラドックス」
10、ハーバーマス「コミュニケイション的行為」
476:名前は誰も知らない
08/12/09 21:55:02 V03AsoQQ0
ハッタリのわりにはクリプキとフーコー以外平易なものが目立つ
477:名前は誰も知らない
08/12/09 22:00:10 8/ON1keT0
>>476
なら平易だと思う本の内容説明して。
478:名前は誰も知らない
08/12/09 22:02:01 w6Z6qC3F0
>>441
自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法
URLリンク(amazon.jp)
安心して絶望できる人生
URLリンク(shinshomap.info)
479:名前は誰も知らない
08/12/09 22:05:56 PaXV/32NO
知らないのが多いがバタイユは普通じゃないことが多い。眼球譚のイメージだけど
480:名前は誰も知らない
08/12/09 22:08:44 8/ON1keT0
>>476
まさかはったりに対するはったりレスじゃないだろうな。
2ちゃんねるだとそういう人多そうで匿名だから言いっぱなしの
言い逃げがありそうだけど。
481:名前は誰も知らない
08/12/09 22:15:06 8/ON1keT0
>>479
「エロティシズム」とか「エロスの涙」とか読みやすいと思うよ。
最初から最後までちゃんと読んでないけど。
ぐっときた部分は、
バタイユ「エロティシズム」(一部改造)
「汝殺すなかれ」という厳粛な命令のあとに、軍隊の祝福がなされるのだが、
これなど考えると、笑いをそそられる。殺人に対する禁止のあとに、露骨に
殺人との共犯関係が続いているのだ。
とか。
「呪われた部分 有用性の限界」はいろんな本で話題にされていたから
持ち出したけど、いろんな本で出ているような内容が読み取れなかった。
482:名前は誰も知らない
08/12/09 22:43:12 imwrT8Yj0
昔、そのあまりにも読み辛い文体に、投げ出してしまった『シーモア-序章-』をやっと読んだ。
これを読めば短編『バナナフィッシュにうってつけの日』で、何故シーモアが自殺したか
分かるかと思ったけど、結局よく分からんかった。
483:名前は誰も知らない
08/12/10 19:07:15 TdrkbQfBO
孤独な散歩者の夢想
484:名前は誰も知らない
08/12/11 04:47:04 MeRhwNZZ0
>>474
頑張ってる大学一年生、って感じがする。
高校生だったら受験大丈夫かと思う。
院生だったらレベル低いと思う。
社会人だったら、なぜ今頃、と思う。
そして、余裕がある仕事のようでうらやましく思う。
485:名前は誰も知らない
08/12/11 05:17:46 TC1fmRav0
>>484
ここは本を読んだ奴を批評するスレじゃないだろ。
誰がどの本読もうが自由だろうに。
486:名前は誰も知らない
08/12/11 07:42:53 nA/0zqFa0
484の人間としてのレベルが知れるわ
487:名前は誰も知らない
08/12/11 12:55:24 1bQynjVf0
>>484
君は挙げた本を全部読んだのか?
読んだことある本が一冊でもあるなら内容説明してみて。できないでしょ。
世の多くの人にあてはまらない教養に関するズレた考えを持っていて、
それで人を見下している感じがするな。
488:名前は誰も知らない
08/12/11 13:00:37 1bQynjVf0
>>484は実際の大学生や院生や社会人のレベルを知らず、架空の社会を設定して
人を見下しているところから、教養にあこがれを持ち、教養で人を見下している
が実際は何も読んでないし実際の人物とも遭遇してない高卒ニートとみた。
489:名前は誰も知らない
08/12/11 13:12:54 1bQynjVf0
>>484から他に読み取れる所は、
「私はパンピーが想定しているような世間とは違うハイレベルな人達に
囲まれている、ハイレベルな環境にいるの」
「私はあなたを見下している」
と思っているって所かな。
挙げた本を全て読んだ事がある人が身近にいるなら紹介してね。
490:名前は誰も知らない
08/12/11 13:23:02 1bQynjVf0
そして自分は中身のある事を言わず、人を言葉から感じる教養レベルで
判断し言い逃げできる形で評価だけする。
自分がどの程度のレベルにあるかは、他人を評価する軸を低く持っていく
事であたかも自分が高いところにいるかのような演出をする。
491:名前は誰も知らない
08/12/11 14:51:12 5GYg2qf8O
>>484の人気に嫉妬しちゃう><
492:名前は誰も知らない
08/12/11 14:53:22 1bQynjVf0
>>484は私に付きまとっている女とみた。
493:名前は誰も知らない
08/12/11 14:58:00 9BFH6NpCO
>>492
もうよせ
もう良いだろ
494:ねお占者 ◆DuCKQjrhEY
08/12/11 15:20:55 hjyd9B3f0
最後のセリフさえ無ければ・・・
495:名前は誰も知らない
08/12/11 15:26:06 1bQynjVf0
ちなみに私に付きまとっている女の文章とかを組み合わせて私が書いたもの。↓
天才しか必要ない世界の中で
URLリンク(ana.vis.ne.jp)
496:名前は誰も知らない
08/12/11 18:33:14 vf/dJ/y20
>>484みたいなのも、中二病の一種じゃないかと思う。
497:名前は誰も知らない
08/12/11 19:40:46 nA/0zqFa0
>>495も異常だな
本しか読まないやつは変な奴が多いんだな
498:名前は誰も知らない
08/12/11 20:09:10 O2bzXi/p0
ぶっちゃけ、このスレで挙げられる本が既読だった事の方が圧倒的に少ない。
みんな難しい本読み過ぎだよw
500円で買った「超古代オーパーツFILE」が意外と面白かった。
だいたいが苦笑してしまうようなネタだけど。たまにグッとくるトンデモ仮説に出会える。
499:名前は誰も知らない
08/12/11 20:14:06 nA/0zqFa0
トンデモ本の世界とか最初はおもしろかったのになぁ
500:名前は誰も知らない
08/12/11 20:20:15 5iWvHRa60
>>499
いまはト学会の本自体がトンデモ本のようにみえるよねw
501:名前は誰も知らない
08/12/11 20:42:08 uO80I4bV0
俺、流行り物が嫌いなんで、今まで宮部みゆきの小説は避けてきたんだ。
だが「食わず嫌い」で損するのも馬鹿馬鹿しいから、『魔術はささやく』『龍は眠る』を立て続けに読んでみて吃驚w
この人凄いは・・・
前者なんか孤男必読の名著じゃないかな。
502:名前は誰も知らない
08/12/11 20:49:04 9BFH6NpCO
頼むからブレイブストーリーも読んで(>_<)
503:名前は誰も知らない
08/12/11 21:01:31 nA/0zqFa0
>>500
確かにw
私怨で叩いたりしてるからもう何がなんだか
504:名前は誰も知らない
08/12/11 21:53:01 uO80I4bV0
>>502さんへ
『レベル7』と『火車』が手元にあってまだ未読なので、読了後『ブレイブストーリー』を読んでみますね。
レス、どうもありがとう!
505:名前は誰も知らない
08/12/11 22:24:04 1KTOsruxO
なんかテンションのおかしなヤツが沸いてるなと思ったら
いつぞやの集スト被害者君かw
ちゃんと病院は通ってるか?
506:名前は誰も知らない
08/12/11 23:42:23 A8Bk5iQyO
>>505がストーカー加害者君でないことが分かった。
507:名前は誰も知らない
08/12/11 23:45:09 wuo8wnHm0
宮部みゆきは生理的にだめだ。。
つってもレベル7と模倣犯しか読んでない。
508:名前は誰も知らない
08/12/12 01:24:07 QfXeC49d0
京極夏彦読み始めた。
たまに描写がくどく感じるけどおもしろい。
509:名前は誰も知らない
08/12/12 01:29:42 U81e4iDY0
「数学的にありえない」はマジで面白かった
510:名前は誰も知らない
08/12/12 01:40:31 wFqSjIiW0
宮部みゆきの小説は、なんであそこまで映像を意識した文章なんだろ。
511:名前は誰も知らない
08/12/12 01:55:03 dfstdzc2O
京極が出てきたときはたまげたな
ほんと、妖怪が現れたって感じだった。
最近の作品はどうもパッとしないが
宮部みゆきは読んだことないなあ。
512:名前は誰も知らない
08/12/12 22:07:16 eY4zZnLx0
このスレって、教養主義的な人と、通俗小説しか読まない人が交互に入れ替わってるね。
513:名前は誰も知らない
08/12/12 22:32:36 ywX1OHTr0
>>512
通俗小説って例えばどの作家の小説?
514:名前は誰も知らない
08/12/12 22:50:10 KbDF9DqC0
>>512
あと集団ストーカー被害者もねw
515:名前は誰も知らない
08/12/12 23:01:10 ywX1OHTr0
>>514
おまえ女だろ。孤独な男性板から出て行け。
516:名前は誰も知らない
08/12/12 23:06:14 ywX1OHTr0
つっても俺の想像している女は2ちゃんねる管理の権限を与えられていて
警察が背後についているからな。
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:49)
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:49)
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:48)
玲奈> 氏ねや!!! くそとく (5/4(土)23:47)
玲奈> ひらきなおったところでもうおそい>蛆虫とく (5/4(土)23:08)
玲奈> こら、社会の屑>蛆虫とく (5/4(土)23:08)
玲奈> あほとくがこないんだったら俺もこんなとここねーよ (5/4(土)23:05)
玲奈> てめーがいる限りどこに逃げてもおいこむからな>くそとく (5/4(土)23:03)
玲奈> くそとく がんばれよ (5/4(土)23:02)
玲奈 > このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:24)
玲奈 > このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:18)
玲奈> このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:18)
玲奈> くそみてな奴だな、 こら>とく<氏ねや (5/2(木)19:11)
玲奈> ログとってるから注意しろよ、 このごみが>とく (5/2(木)19:11)
玲奈> まともに日本語もはなせねーーのか ごらぁ>とく<氏ねや (5/2(木)19:08)
玲奈> てめーみたいのが社会のお荷物なんだよ、こら>とく (5/2(木)19:06)
玲奈> かわいそうだけど、てめーは社会のくずなの くず>とく (5/2(木)19:04)
玲奈> 名誉毀損で追い込まれている奴相手しないほうがいいぞ (5/2(木)19:01)
34 名前:玲奈 投稿日: 02/05/09
この世は自分の願望を形にするための
パラダイスだと思っているんです。
URLリンク(academy.2ch.net)
566 :影の人@警察 :02/11/07
玲奈にケチつけてる奴らは1ch.tvに帰ってくれないか?
スレリンク(accuse板)
517:名前は誰も知らない
08/12/12 23:10:38 ywX1OHTr0
33 名前: 山形浩生 投稿日: 02/03/31
さあ、みんなでそろって ひと殺そう! ひとごろし、みんなですれば こわくない!
34 名前: 玲奈 投稿日: 02/03/31
↑
最高に面白ーい!そういうネタ大好き!!!
どうやったらそんな面白いネタ思いつけるほど頭良くなれるの?
親御さんから受け継いだ秀逸な遺伝子の賜物? このレスはネタじゃないよ?
URLリンク(tmp.2ch.net)
34 名前:玲奈 投稿日: 02/05/09
この世は自分の願望を形にするための
パラダイスだと思っているんです。
URLリンク(academy.2ch.net)
566 :影の人@警察 :02/11/07
玲奈にケチつけてる奴らは1ch.tvに帰ってくれないか?
スレリンク(accuse板)
518:名前は誰も知らない
08/12/12 23:25:12 KbDF9DqC0
病気の人が住み着いてるな
519:名前は誰も知らない
08/12/12 23:30:16 re5xYrXc0
ブルトン『シュルレアリスム宣言』
ワケ分からんぞ
520:名前は誰も知らない
08/12/12 23:31:42 X+CK/vEA0
>>514-517
つうかそんな大勢からちやほやされてんなら孤板くんなよ
521:名前は誰も知らない
08/12/12 23:47:32 dfstdzc2O
ちょっと前なら文学板のブヨスレに送りこんで遊べたんだがな
残念
522:名前は誰も知らない
08/12/13 00:51:05 jm96wfde0
>>520
ワロタ
集団ストーカーの妄想にとらわれてると寂しくないだろうに
523:名前は誰も知らない
08/12/13 02:12:12 73FzkZzVO
このスレのまとめサイトもやってんだよな
有益ではあるだろうが、しかし…
524:名前は誰も知らない
08/12/13 02:23:06 RGTkF+3t0
サクリファイス 近藤史恵
サイクルロードレースが舞台のミステリー小説です。
525:名前は誰も知らない
08/12/13 11:43:27 a/Lvxcz50
今週のyomyomにも近藤史恵さんのロード系短編があった
526:名前は誰も知らない
08/12/13 13:17:46 bSPbJb/M0
集団ストーカーなんて一言も言ってないけど、そうであって欲しい、そちらに
誘導したいと願って自分でスレを立てている、自作自演の人がいる事が分かった。
527:名前は誰も知らない
08/12/13 13:25:01 bSPbJb/M0
個人とその後援者が、自分と直接関係ないくせに他人の情報交換の場に
介入してくる事を誤魔化すために、集団ストーカーとかいう明らかに
嘘な話を持ち出している事がわかった。
528:名前は誰も知らない
08/12/13 14:49:34 73FzkZzVO
素晴らしい推論能力ですね^^^
529:名前は誰も知らない
08/12/13 15:09:00 EV/FcfSR0
>>526
誰もお前のことなんか気にしちゃいねーよ、バーカw
530:名前は誰も知らない
08/12/13 15:10:44 bSPbJb/M0
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:49)
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:49)
玲奈> 最後まで追い込むからな! (5/4(土)23:48)
玲奈> 氏ねや!!! くそとく (5/4(土)23:47)
玲奈> ひらきなおったところでもうおそい>蛆虫とく (5/4(土)23:08)
玲奈> こら、社会の屑>蛆虫とく (5/4(土)23:08)
玲奈> あほとくがこないんだったら俺もこんなとここねーよ (5/4(土)23:05)
玲奈> てめーがいる限りどこに逃げてもおいこむからな>くそとく (5/4(土)23:03)
玲奈> くそとく がんばれよ (5/4(土)23:02)
玲奈 > このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:24)
玲奈 > このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:18)
玲奈> このごみ野郎とく 氏ねや!!!!!!!!!!!!!!(5/2(木)19:18)
玲奈> くそみてな奴だな、 こら>とく<氏ねや (5/2(木)19:11)
玲奈> ログとってるから注意しろよ、 このごみが>とく (5/2(木)19:11)
玲奈> まともに日本語もはなせねーーのか ごらぁ>とく<氏ねや (5/2(木)19:08)
玲奈> てめーみたいのが社会のお荷物なんだよ、こら>とく (5/2(木)19:06)
玲奈> かわいそうだけど、てめーは社会のくずなの くず>とく (5/2(木)19:04)
玲奈> 名誉毀損で追い込まれている奴相手しないほうがいいぞ (5/2(木)19:01)
33 名前: 山形浩生 投稿日: 02/03/31
さあ、みんなでそろって ひと殺そう! ひとごろし、みんなですれば こわくない!
34 名前: 玲奈 投稿日: 02/03/31
↑
最高に面白ーい!そういうネタ大好き!!!
どうやったらそんな面白いネタ思いつけるほど頭良くなれるの?
親御さんから受け継いだ秀逸な遺伝子の賜物? このレスはネタじゃないよ?
URLリンク(tmp.2ch.net)
34 名前:玲奈 投稿日: 02/05/09
この世は自分の願望を形にするための
パラダイスだと思っているんです。
URLリンク(academy.2ch.net)
566 :影の人@警察 :02/11/07
玲奈にケチつけてる奴らは1ch.tvに帰ってくれないか?
スレリンク(accuse板)
531:名前は誰も知らない
08/12/13 15:14:49 bSPbJb/M0
挑発して嫌な気分にさせ上から見下ろしたい人がいる事が分かった。
532:名前は誰も知らない
08/12/13 15:51:00 73FzkZzVO
コピペ?を毎度貼るのが何をやりたいのかよく分からないね
原田和典『新・コルトレーンを聴け!』ゴマ文庫
読書の範疇に入るかどうかわからんけど、公式音源約二百枚を網羅したコルトレーンガイドブック
トレーンを聴くものにとっては必須の一冊といえるだろう。
持ってる盤でも違った聴きかたができたり、エピソードを知れたりで面白い。
ゴマ書房はへんな本ばかり出している印象だけど
文庫までもってたとは。
このスレではジャズ聴いたりするやつあんまいないかな。
533:名前は誰も知らない
08/12/13 16:15:10 goWBEXUTO
孤男とジャズは最強の組あわへじゃないか
534:名前は誰も知らない
08/12/13 22:38:51 2hOe0RYH0
>>532
俺もコルトレーン好きだよ。
コレなんか最高で、もう何度聴いても鳥肌もの。
スレ違いゴメン。
URLリンク(jp.youtube.com)
535:名前は誰も知らない
08/12/13 23:05:16 73FzkZzVO
おおっ嬉しいね
この曲のカデンツァ最高だよな
おれはつべでマイフェバリットシングス(ベルギー)を聴いて衝撃を受けたのがきっかけだった
件の原田さんはそのマイフェバを「やけにアッサリ終わる」と切り捨てて、それはそれで結構キズついたw
明るい方向にはあまり振り向かず怒涛のように突き進むトレーンはほんとカッコいいヤツ
バッハ、ピアソラ、コルトレーンはおれの音楽的英雄だぜ
いやあ、スレ違いサーセン
536:名前は誰も知らない
08/12/13 23:12:21 RuVtn7Rf0
セルフレスネス収録のマイフェイバリット~の演奏は俺の人生ナンバーワン
537:名前は誰も知らない
08/12/13 23:43:08 73FzkZzVO
禿同
ただ、マッコイ・タイナーにはもうちょっと頑張って欲しかったなw
538:名前は誰も知らない
08/12/13 23:46:03 a/Lvxcz50
>>537
確かにモッタイナイナー
539:名前は誰も知らない
08/12/14 00:06:16 Uv2O2U5VO
【審議中】(AA略)
540:名前は誰も知らない
08/12/14 00:15:53 iHS8c09m0
ジャズ好きだけどコルトレーンとかそのへんは俺は苦手
541:名前は誰も知らない
08/12/14 02:53:01 x1mUnhNm0
>>532みたいにコピペという形式にだけ言及して
「意味が分からない」とか言う人ってレイプの証拠ビデオを見せられたのに、
「は?そんな事起こってませんが、なにか?」って言っているようなもんだよな。
542:名前は誰も知らない
08/12/14 03:01:52 ToeXvi4H0
言ってる意味がわからない
集団ストーカー並に
543:名前は誰も知らない
08/12/14 10:14:58 Uv2O2U5VO
レイプ犯と同列扱いされたでござるの巻
544:名前は誰も知らない
08/12/16 13:19:42 KahwN0YnO
そろそろ仕事の話しようぜ
545:名前は誰も知らない
08/12/16 17:17:43 2Z1wexwnO
やっと仕事終わったよ。
546:名前は誰も知らない
08/12/16 19:22:27 1vCZh66p0
集団ストーカーって本あるよね
妄想にとらわれた人の本
547:名前は誰も知らない
08/12/16 20:47:43 cgOqadqzO
集スト被害者スレはマジキチのすくつだった
548:名前は誰も知らない
08/12/16 22:59:02 ymIGxv5P0
浄土、くっすん大黒、きれぎれ読み終わって今告白読んでる
549:名前は誰も知らない
08/12/16 23:33:48 PjYTnFn30
最近のフランス書院は何なんだ文字ばっかりでっかくなって
まるでスカスカじゃないか
550:名前は誰も知らない
08/12/17 01:11:26 eyYGuHtNO
和書読んでる人くわしく
551:名前は誰も知らない
08/12/17 01:49:54 buIqojcXO
夫婦茶碗面白かったな
きれぎれは難しくて投げた気がする
フランス書院の名作なんてのも読んでみたいね
552:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/17 01:51:50 Vc/hqjto0
統合失調症の患者が書いたという推理小説の題名知ってる人いますか?
553:名前は誰も知らない
08/12/17 03:42:20 glVuHu2KO
俺もきれぎれは途中で投げたけど告白はかなり面白かったな
554:名前は誰も知らない
08/12/17 07:14:22 +dwhgYW10
フランス書院の名作って、抜けるか抜けないかじゃないか?
最近、美少女文庫っていうエロ二次系小説読んでる
抜けるよ
555:名前は誰も知らない
08/12/17 10:10:29 ImweKzAnO
ジュブナイルポルノはいいねえ。
近親相姦に偏りすぎだが。
556:名前は誰も知らない
08/12/17 11:18:22 seXzRdRG0
俺はパンク侍もかなり好き
今はへらへらぼっちゃんを読んでる
557:名前は誰も知らない
08/12/17 12:06:39 HnsSRfJE0
高野秀行「幻獣ムベンベを追え」
行動力それ自体に価値がある。下手すりゃマジで死者が出てた超危険な探検記。
語学習得とか企業やコンゴ政府との交渉とか、普通なら準備段階で挫けること請け合い。
それを大学のサークルごときがやってのけた恐ろしさ。
ヒキな弧男に共感できる点は皆無。でも憧れは抱くかもしれない。
コンゴ政府関係者「ゴリラ殺すな!ゴリラは稀少で世界的にも保護されて…!」
ジャングル原住民「ゴリラ美味しいよ?」
轟く銃声。ゴリラ射殺。
コンゴ政府関係者「だってこいついきなり襲ってきてくぁwせdrftgyふじこlp」
そんなお話。
>>556
エロ話の流れにそのIDで飛び込む意気や良し。
558:名前は誰も知らない
08/12/17 12:45:03 buIqojcXO
>>554
漫画でいうと山本直樹みたいな、
抜けるけど強烈な衝撃と崩壊感を食らわせるようなの
そういうのないかな、と。
559:名前は誰も知らない
08/12/17 18:55:31 +dwhgYW10
>>558
あー山本直樹嫌いなタイプだわ
同じような漫画ばかりだし
それに抜けるかな?
560:名前は誰も知らない
08/12/17 20:06:07 buIqojcXO
まじか
何回抜いたかわからないくらいなのに
561:名前は誰も知らない
08/12/17 20:20:17 CbJY0Owe0
森山 塔とかどうよ?
562:名前は誰も知らない
08/12/17 22:18:15 P5LHhkFp0
>>561
スレ違い
563:名前は誰も知らない
08/12/18 01:43:48 nHVZlc7W0
おまいら文学ばっかじゃなくてSFも読めよ。すげー面白いから。
564:名前は誰も知らない
08/12/18 02:04:49 f+6R6uGMO
数が多すぎて困る
SFといえるか、筒井は結構よんだ
565:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/18 02:05:44 yFUcB5Pr0
海野十三読んでる
566:名前は誰も知らない
08/12/18 02:07:49 f+6R6uGMO
筒井の短編「偏在」が好きだ
素晴らしいアイデアだと思う
567:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/18 02:09:32 yFUcB5Pr0
蠅男
568:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/18 02:10:20 yFUcB5Pr0
蠅男はつまらないけど短編は面白いのよ
569:名前は誰も知らない
08/12/18 02:33:21 TZYJb8Cm0
ゴールディングの蝿の王と田中啓文の蝿の王
570:名前は誰も知らない
08/12/18 02:36:49 9g8KTD1fO
何故生きる読んじゃった 恥ずかしい
著者が…
571:名前は誰も知らない
08/12/18 02:48:49 duTF+7Kc0
川端康成「伊豆の踊り子」
「雪国」(日本人で始めてノーベル文学賞受賞)
「温泉宿」
もう言わずと知れた川端康成の名作中の名作ですね。
川端文学の巧みな自然・人物描写の美しさは読むものに癒しと感動を与えるという。
572:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/18 03:04:19 KwWh2Z/r0
少年はついに走り出し、兵士の前に崩れた。
暗殺者の太い腕がそれを引き起こす。
眼と眼が見交わす一瞬、この恋はまぎれもなく成就したのである。
573:名前は誰も知らない
08/12/18 05:46:53 7AXG/Hv6O
ネ実のおすすめ2ちゃんねるから来たんだが…
何か暗いスレなんだけど、どんなレスして帰りゃいいんだよ…
574:名前は誰も知らない
08/12/18 12:12:09 f+6R6uGMO
この程度で暗いとか言われるほうが困るわ
575:名前は誰も知らない
08/12/18 19:33:32 mJkbJsfjO
中原昌也の文筆は徹底的にネガティヴで素晴らしい!
576:名前は誰も知らない
08/12/18 19:36:46 +VYCGHeg0
文筆って詩以外にも何かかいてるん?
それとも名言中原中也ってやつ?
577:名前は誰も知らない
08/12/18 19:42:00 TZYJb8Cm0
>>575
作業日誌読んだ?
音楽と映画に興味がないとキツい部分あるけど、心情の吐露と赤裸々な日常が物凄くて
俺は今まで読んだこの人ので一番面白かったよ
578:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/18 19:43:16 AIpbr6AG0
>>576
中也は詩よりエッセイが良いよ
579:名前は誰も知らない
08/12/18 19:48:12 +VYCGHeg0
昌也か、中也と見間違えた堪忍しておくれ
580:名前は誰も知らない
08/12/18 21:10:20 aJg6DH9S0
「孤高の人」はおすすめです。
おれも孤高になりたいよ
581:名前は誰も知らない
08/12/19 14:57:14 oZxpHlXTO
もうだめぽ
582:名前は誰も知らない
08/12/19 15:13:17 Jl1wmR0Q0
だいじょうぶだよ
583:名前は誰も知らない
08/12/19 19:46:39 d7/3QokY0
孤高の人は登山よりも会社のシーンのほうが面白いよなw
584:名前は誰も知らない
08/12/20 10:14:06 xCeHcgTk0
19世紀の仏文学でおすすめの作品を教えてよ。
585:名前は誰も知らない
08/12/20 14:45:53 erlRrQ0o0
最近読んだ本は桜庭一樹「ファミリーポートレート」な俺には答えられない・・・
586:名前は誰も知らない
08/12/20 14:50:45 +dAXHBD20
20世紀初頭ならアルフレッド・ジャリ「超男性」がぶっ飛んでて面白かった
587:名前は誰も知らない
08/12/20 15:56:28 Ul9EdYY+0
>>584
スタンダール『赤と黒』
デュマ・フィス『椿姫』
バルザック『谷間の百合』『ゴリオ爺さん』
ロートレアモン『マルドロールの歌』
シャトーブリアン『ルネ』
モーパッサンの短編
あとヴェルレーヌ、ラマルチーヌ、ボードレールの詩
パッと思いつく有名どころしかわかんないやごめん
588:名前は誰も知らない
08/12/20 16:49:11 xCeHcgTk0
>>587
ロートレアモン『マルドロールの歌』
シャトーブリアン『ルネ』
ラマルチーヌの詩
この3つは読んだことないから、読んでみるよ。ありがとう
589:名前は誰も知らない
08/12/21 15:41:39 eaPb9phP0
孤独な偉人の本とかあるか?
できればその人間がどんな風に歩んだとかが書かれてる入門書ちっくなのを
哲学者系以外で
590:名前は誰も知らない
08/12/21 16:02:59 E8EoxheAO
偉そうに
591:名前は誰も知らない
08/12/21 16:14:07 ag36KoXkO
精神科医の春日武彦「無意味なものと不気味なもの」を購入した。
小説を、個人的な記憶や体験を織り込みつつ論じたもので、
古井由吉、富岡多恵子、車谷長吉、内田百 などが取り上げられている。
俺は「幸福論」(おすすめ)を読んでこの著者に関心を持った。
記憶力の良さ(出来事だけでなく、
そのときの「感触」をしっかり覚えているのだ)
と息の長い比喩、文学からの引用の的確さに魅了されてしまった。
この本は春日氏の得意とするところだろうし、楽しみだ。
592:名前は誰も知らない
08/12/21 22:14:56 MVc/z2/RO
古井扱ってるのか
気になるな
593:名前は誰も知らない
08/12/22 01:36:34 lGEMz68U0
谷崎の瘋癲老人日記買ったんだが、カタカナで書いてあってひどく読みにくい。
作者の意図を無視して、ひらがなに改めてある出版社はないかな。
自分が買ったのは新潮版。
594:名前は誰も知らない
08/12/22 02:33:34 kcUAYm5L0
はらはらする小説ない?
どんな意味のはらはらでもいいから
595:名前は誰も知らない
08/12/22 03:04:50 zD5V4T890
重松清の「疾走」は?
悲惨さが増していく感じは気が滅入るけど
596:NEO戰車 ◆DuCKQjrhEY
08/12/22 03:31:39 UqGrund20
>>594
香山滋「鮟鱇」
597:名前は誰も知らない
08/12/22 12:45:22 Zcnbpevb0
>>594
現代小説でいいなら、高野和明「グレイヴディッガー」かなぁ。
突っ込みどころが多いかもしれんが、勢いがあるから一気に読める。
598:名前は誰も知らない
08/12/22 16:22:56 /Kcrx1ls0
星新一最高だぜ
599:名前は誰も知らない
08/12/22 22:08:45 0oDoPIEo0
「リツ子・その死」
結核におかされた妻がついに脳に来て嵐の中叫びながら死んで行くところで泣いてもた
どうでもいいが主人ありえなさす
600:名前は誰も知らない
08/12/22 22:20:33 pLSRcGgQ0
>441
にレスついてるやつ全部大好きで笑った
先が思いやられるわ
601:名前は誰も知らない
08/12/23 10:17:45 CRBfSKIGO
岡田斗司夫『世界征服は可能か?』
マンガやアニメにしばしば登場する悪の組織がじっさいには成立しうるのかどうかを、
世界征服とは実際にどういうことなのか、経費はどれほどなのか、などの観点から考察する試み。
すごく面白かった。
草加が日本を支配してストーカーを送りつけてくるといった
考えをもった人にも、いろいろ参考になるんじゃないかな
ただし、悪の概念をあまりに卑近なレベルまで落としてしまっているように思われ、
さらに突っ込んだ考察を期待したい。
松浦寿輝『花腐し』
何かの賞をとったらしいけどそこまでのものなのだろうか
どちらかというと文学的というよりマンガやサブカルアジア映画的なノリを感じる
標題作より書き下ろし「ひたひたと」のが好印象。
いずれも現実と現在性の枠組みが解体した空間のなか
記憶と出会い直すといったお話。
この人のは論文体裁のもののほうがワクワクさせられるな
602:名前は誰も知らない
08/12/23 11:01:28 Ripmtght0
集団ストーカーは成立するのかって本を読んでも、
集団ストーカーされてるって思う人には利かないんだろうな
603:名前は誰も知らない
08/12/23 11:36:45 wczBYtNwO
>>592
古井は「仁摩」という作品が扱われている。
これはもともと文藝春秋刊の短篇集「哀原」に入っていたもので河出書房新社の全集の「作品 五」に収録されているが、
現在入手困難で図書館にでも行かないと読めないらしい。
一応粗筋を追える構成になっているから、読んでなくても大丈夫だけど一応注意。
ついでに
古井を扱った精神科の文芸評論としては斎藤環「文学の徴候」がある。
「内因性の文学」として古井を取り上げており、
他には柳美里、舞城王太郎、中原昌也、
阿部和重、町田康、大塚英志、大江健三郎、石原都知事など。
604:名前は誰も知らない
08/12/23 12:33:55 sfsRajWPO
ジャーナリズム崩壊
605:名前は誰も知らない
08/12/23 20:13:56 LeHyOkpw0
「六本木発グローバル恋愛」
裕福な白人男性との恋愛を望む日本人女性。
そして、日本で働くいわゆるエリートの白人男性。
両者のインタビューを通し、両者の恋愛、結婚に対する考えのギャップが・・・
正直、自分には何も関係のない話だった
異世界の文化に触れた気分
・外人には恋愛において、コミットメントというステップがある
・ピルは心筋梗塞などの危険があるから乱用注意。
なんて知識を仕入れた
606:名前は誰も知らない
08/12/23 21:27:06 j//fZHdG0
明らかに自分とは関係のない本を買って読了できる
その度量の深さは素直に尊敬できるわ。
いや皮肉とかじゃなく本気で。
やっぱりハズレを引かないようにとか心のどこかで考えてしまう。
607:名前は誰も知らない
08/12/23 22:10:28 eY9J0C4L0
地下鉄のザジ買ってきた。
608:名前は誰も知らない
08/12/24 02:16:48 WJmg9BUi0
レーモン・クノーなら文体練習図書館で借りて読んだ
609:名前は誰も知らない
08/12/24 10:24:08 DlJbDIhb0
>>606
むしろある程度自分に近いのに肝心なとこで違う方が自分としてはきつい。
もう想像できないような別の世界の話なら「へーそうなんだー」と純粋に知識欲を満たせる。
610:名前は誰も知らない
08/12/24 17:53:58 6FiLpvtZO
車谷長吉「女塚」
初期作品集。
「文学に取り憑かれた男が、無一文となるまでの魂の記録」とある帯を、
都会っ子は精神的必然のない「あざとさ」と馬鹿にするだろうが、
俺は構いやしない。
一話目「起承転結のない話」で顔を出す、笑いを孕んだ自意識過剰のイチモツは
読み進めるほど「ぬめり」を増すが、なあに、最初からそうなってんだろ。
(湯浅学風)
611:ネオ紅茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/24 17:55:05 nTxzNC6w0
昨日は居酒屋でニヤニヤしながら乱歩読んでた
612:名前は誰も知らない
08/12/24 18:33:40 6FiLpvtZO
仲井戸麗一「一枚のレコードから」
一枚のレコードとそれにまつわるエピソード。
わたしゃ懐古趣味だからこの手のノスタルジアにはめっぽう弱い。
寡黙で人間嫌いと言われている著者だから、
彼の青春期の音楽へのピュアな想いは余計に胸にしみるのよね。⑨
(今井智子風)
613:名前は誰も知らない
08/12/24 18:48:17 x+UpQpSgO
春江一也のウィーンの冬をようやく発見
プラハの春とベルリンの秋は名作ですね
614:名前は誰も知らない
08/12/24 19:12:04 6FiLpvtZO
失敗した。
「懐古趣味」と「ノスタルジア」を並べちゃいかんわな。
さて、クリスマスもやることないし、絲山秋子「ばかもの」でも読んでみるかね…。
615:名前は誰も知らない
08/12/25 00:59:56 xhACmPW90
三島の葉隠入門
孤独な女が主人公のキャリー
616:ネオ紅茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/25 02:53:31 l7Jyxkhs0
タルコフスキーの「ノスタルジア」は良かった
617:名前は誰も知らない
08/12/25 03:05:31 aiahiWkQ0
クリスマスだからディケンズの「クリスマスカロル」を読んでみる
618:名前は誰も知らない
08/12/25 03:13:37 J2cC2XfZO
何年も各分野の評論を色々と読んでる。
これは昔のトラウマによる。
教訓的主義主張リーマンに思考をかき乱されたのだ。
映画も音楽も小説も俺は「ディテール」を見ているのに、
「教訓的主義主張」を前提としてそれらに触れるリーマン達に俺が良いと思うものを否定される。
議論するにしてもフィールドがハナッから違うし、
向こうのフィールドに乗ったら劣勢になる。
それで評論と対話する機会が増えた。
荒川洋治「文芸時評という感想」は良かった。
この人は詩人だけあって語彙へのこだわりが強い。
各タイトルも気がきいていて面白い。
619:名前は誰も知らない
08/12/25 03:38:13 XYdatm6m0
>>617
一人目の幽霊のシーンは泣ける
620:名前は誰も知らない
08/12/25 13:27:50 J2cC2XfZO
>>609
それは本より、一般の人に近いことを感じる。
昔、自称映画通のリーマン達が見当外れなこと言いまり(全部を思想性で見ているのだ)
自分の馬鹿を棚に上げて「踊る大捜査線を見ている世間の程度の低さ」などと言い始めて、
若者論みたいな話になって、
それがいちいちが「笑止千万」なのだが、
相手に合わせて反論ができない。
反論するにはこっちもピントをずらしまくらねばならず、
そうなると馬鹿なのは俺のほうになるのだ。
実際そいつらに思考をかき乱されて馬鹿になった。
同じ「映画好き」であっても、こうなると恐ろしくしんどい。
621:名前は誰も知らない
08/12/25 13:29:41 J2cC2XfZO
無茶苦茶な脱字をしてしまった…
622:名前は誰も知らない
08/12/25 18:52:38 Nz8HJhVo0
>>617
俺も読んでみる事にする。
623:名前は誰も知らない
08/12/25 19:13:59 XFX8FisD0
クリスマスなのにバタイユ読んでしまった
624:名前は誰も知らない
08/12/25 19:27:15 WnnpWALsO
おれは昨日からベケットの『モロイ』読んでる。
難しいのかと思ったら普通に面白い。
625:名前は誰も知らない
08/12/25 22:43:50 FjHRElZ90
>>624
図書館?
いま新刊で手に入るんだっけ
626:名前は誰も知らない
08/12/26 01:29:37 ZHtKU2czO
>>625
3部作全てを古本屋でゲット。しかも結構安く。
その日はニヤニヤが止まんなかったよ。
627:名前は誰も知らない
08/12/26 01:35:28 n9M4nK8h0
>>626
いいなー
ゴドーでさえ中古じゃないと読めないよな確か・・・
628:名前は誰も知らない
08/12/26 01:43:40 ZHtKU2czO
>>627
ゴドーは売ってる書店ちょくちょくみるから多分版元に注文すればまだあると思う。
629:名前は誰も知らない
08/12/26 01:45:41 5Chdt0Ec0
死都日本読んだ
火山萌え
630:名前は誰も知らない
08/12/26 18:34:33 pe8hEK52O
最近はギターの練習が楽しくて本を読んでないな
631:名前は誰も知らない
08/12/26 21:27:04 jEsiFvPb0
プロパガンダ教本
Public Relationsの父と呼ばれるアメリカ人広報マンエドワード・バーネイズの著書
1881年ウィーン生まれ。戦争宣伝から商品売り込みまであらゆるプロパガンダに従事
多様な心理学的手法を駆使した世論操作と大衆の合意形成を行う
本書は「プロパガンダ手法をプロパガンダする」目的で書かれている
PRのポイント
1.目的の明確化
2.徹底した調査
3.目標の修正
4.戦略の立案
5.テーマ、シンボル、宣伝文句の決定 ※テロとの戦いにおける崩壊するWTCビルなど
6.戦略実行のための第三者組織の立ち上げ ※ネオコンによるNPACなど
7.タイミングとやり方
8.プランの実行
80年前のものであるが、現在においもそのプロパガンダ手法はなんら色あせていない
本書はいわゆるメデゥア・リテラシーが云々という甘っちょろい話ではない
メディアを動かしているのは誰で、そのメカニズムはどうなっており、
最終的に誰の利益を代弁しているのか考えることが肝要
632:ネオ玄米茶 ◆DuCKQjrhEY
08/12/26 22:54:41 OWRxh+sL0
>>631
面白そうね
定食屋でも乱歩先生
633:名前は誰も知らない
08/12/27 18:36:40 k7x/zSHsO
吉本隆明「日本近代文学の名作」は良かった。
文学に少しでも関心があれば誰が手に取っても損はないだろう、
というくらい読者が広く想定されている。
そして、コアな吉本読者を満足させる「ブシ」もちゃんとある。
目次を見ると「おっ!?」と声を出してしまうような、吉本が扱う作家としては意外な名前も。
各ブロック短く区切られていてスルスル頭に入り
中身を覚えられるので、「知ったかぶり」をするにも使える。(などと書くと怒られそうだな)
100点
634:名前は誰も知らない
08/12/27 19:45:35 k7x/zSHsO
吉本隆明「貧困と思想」
最初の章で蟹工船ブームについて語られている。
この章に「今の文学は私小説的なものが衰えて、葛西善蔵なんかはもう圏外にある」
とある。
葛西が圏内な現役作家は町田とか車谷とかかなり限られるよな。
このブームを契機に出てくるだろうか。
「『蟹工船』の後に手にとるなら中野重治」とある。
無頼派について語られた章で、
今のネットの文体と太宰の類似性について
「落語を本格的に身に付けてた」。
要は自意識と自意識に対する自意識、「一人ボケツッコミ思考」なんだな。
太宰は今も自意識のモデルなんだな。
635:名前は誰も知らない
08/12/29 01:15:04 g1fj3CiK0
見田宗介「まなざしの地獄」を読み始めてみたがなかなか興味深い
それにしてもN・N…
636:名前は誰も知らない
08/12/29 02:23:00 VGOb7ujoO
中原昌也が解説だったから吉村萬一という人の本を読んだが、あんまりよく分からなかった。
「文学を読めば時代が分かるということがなくなった。現実見たほうが分かる」と吉本隆明が言ってたが、
確かに古川日出男とか読んでもよく分からない。
阿部和重がいちばん情報的な感じがする。
阿部についてのレビューとか批評はデビュー当時からよく読んでいたが、
全体的にみんな逃げ腰なんだよな。
「評論家は、作家よりも頭が悪いと思われることを恐れる」
と誰かが言ってた。
阿部について語るのはみんな恐いのかな。
637:名前は誰も知らない
08/12/29 02:30:40 VGOb7ujoO
今年読んだ本の中では立川談春「赤めだか」がいちばん良かった。
「笑いあり涙あり」とか言うと安っぽくてダサいが、
どのエピソードも強烈に印象に残る。
重松だったかが「坊っちゃん」に似てると指摘した文体は記憶に残りやすく、
後からふとした時に思い出して味わうことができる。
どうも評判を聞いていると、落語家という職業にあまり興味がない人も買っているようだ。
純粋に文章作品として優れてるから、興味なくても読めるんだな。
638:ぬこマスク ◆HwIBBCgR66
08/12/29 02:31:18 qz7oBbdB0
大した読書家じゃない俺だけど
太宰の「女生徒」「駆け込み訴え」
三島の「不道徳教育講座」
宮沢賢治の「ビジテリアン大祭」
五木寛之の「風に吹かれて」「生きるヒント」「大河の一滴」
とかが好きだ
639:名前は誰も知らない
08/12/30 17:18:32 DIsoxlFOO
白川静「孔子伝」
頭の悪いオレには理解しきれない部分も多いが
この人の文章の巧さと研究者として神だろうとの想像はできた
640:名前は誰も知らない
08/12/30 21:40:06 LvhjLGZB0
大菩薩峠、全41巻、なんとか今年のうちに読み終えた。
つかれたー_| ̄|○
641:名前は誰も知らない
08/12/31 01:28:37 QtdtqxL3O
全巻読破とはすごいな
おつ、そしてオメ
642:名前は誰も知らない
08/12/31 08:30:10 MDH4hia30
自分には読破の可能性が無いであろう作品なので、レビューでもあると嬉しい。
次は徳川家康でもいこうじゃないか。
643:名前は誰も知らない
08/12/31 09:43:00 GWJTrt4vO
芥川はたいした作家じゃないような気がするが、
インテリの小説を読めて良かった。
漱石はいちばんいろいろと語られてるので、知っておくと便利で良かった。
太宰は、俺と組んでとM1に出たら結構いい線行けそうな感じで良かった。
宮沢賢治は科学なんかも入ってて良かった。
志賀はかんしゃく持ちで良かった。
石川淳はくだらないことを意味ありげに書いてて良かった。
オダサクは無頼派だが単純にエンターテイメントとして面白くて良かった。
川端はくだらないことを繊細に書いてて良かった。
実篤は馬鹿を隠さないところが良かった。
644:名前は誰も知らない
08/12/31 09:59:21 GWJTrt4vO
向田邦子はエッセイの打率が高くて絶対損をしないから良かった。
永井龍男は、自分が田舎者なのが恥ずかしくなるような「鎌倉的な洗練された文体」で良かった。
色川武大は、視野の範囲に敗北者しか入らないアウトローで良かった。
野坂は焼跡闇市派で良かった。
吉行は、読んでて性的な作風に興奮してしまっも「これは文学だからエロではないんだ」と
自己正当化できる使い勝手の良さが良かった。
富岡多恵子は単純に技術的にかなり優れているので、
外れがなくて良かった。
645:名前は誰も知らない
08/12/31 10:09:53 GWJTrt4vO
ドストエフスキーはドタバタ喜劇みたいで良かった。
セリーヌは呪われたコントみたいで良かった。
ブコウスキーは視野の範囲が酒と女と競馬しかなくて良かった。
ヘミングウェイは男臭くて良かった。
ヘンリー・ミラーは奔放な比喩に馬力があって良かった。
カミュはビートたけしが「大学生はモテたかったら読め」と言ってたから大学生のとき読んだが、読んでもモテないことが分かって良かった。
サルトルは一応実存主義を知ったかぶれるくらいには分かったから良かった。
ゾラは自然主義文学というのがよく分からないが「居酒屋」は良かった。
646:名前は誰も知らない
08/12/31 10:23:44 GWJTrt4vO
町田康は、書いてることはくだらないが、
思考の対象が日常の細かなところ、
些事、雑事にしか向かわないところに共感できるのと、落語の影響があるのが良かった。
川上弘美は言葉の選択の仕方と会話の微妙なニュアンスが楽しめて良かった。
笙野頼子は自分が女だったらこんなことばっか考えて
引きこもるんだろうな、と思わせてくれて良かった。
絲山秋子はとにかく面白いので良かった。
中原昌也は映画の影響が強くて良かった。
柳美里は緊張感があって良かった。
よし、文学ごっこ終わり!
これから哲学とコメディーに向かう。
647:名前は誰も知らない
08/12/31 10:27:49 E88r/Yrd0
安部公房は?
648:名前は誰も知らない
08/12/31 10:42:29 GWJTrt4vO
ああ、忘れてた。葛西善蔵は「あんた小説書いてる場合じゃねえだろ」とツッコミたくなるような生活をしながら書いてて良かった。
嘉村磯多は「私小説の極北」と言われる作風は葛西善蔵と同類で良かった。
車谷長吉はこの系譜なので良かった。
近松秋江は情痴文学と言われてて、
周囲から「最低の人間」と言われながら書いてて良かった。
梶井基次郎はストーリーよりも肌触りが後に強く残るのと、
この見た目でこんな繊細な小説書いてんのかよ、と思わせる顔立ちが良かった。
永井荷風は文学史上最強の「中二病」で良かった。
終わり!
649:名前は誰も知らない
08/12/31 10:48:01 GWJTrt4vO
>>647
理数系の思考が強いのにシュルレアリスム的なのが良かった。
650:名前は誰も知らない
08/12/31 11:22:30 GWJTrt4vO
もうちょっと書くか…
吉本ばななは素直な書き方をするので特に嫌味がなく、若者言葉で言うところの「フツーにいい」といったところでフツーに良かった。
筒井康隆は何をやっても芸達者で良かった。
リリー・フランキーは深夜のお笑いラジオを楽しみに生きてた俺としては、そんなノリを楽しめて良かった。
久世光彦は読んでると贅沢な気分になるので良かった。
江戸川乱歩は内気な恋愛小説が良かった。
内田百 は狙いなのか天然なのか分からないボケをかますので良かった。
寺山修司は田舎モンなりのカッコつけかたを極めていて良かった。
651:名前は誰も知らない
08/12/31 12:47:20 5CZmxecCO
孤男なら乙一読むよな
652:名前は誰も知らない
08/12/31 12:49:44 S4N6n/cxO
乙一読むよ!携帯もってない話とか良いよね。
653:名前は誰も知らない
08/12/31 18:26:31 QtdtqxL3O
ジョジョ四部の小説書いてたよね
まだ読んでないや
654:名前は誰も知らない
09/01/01 18:41:09 XcNZyrEx0
>>639 儒教‐ルサンチマンの宗教 (平凡社新書、浅野 裕一)
655:名前は誰も知らない
09/01/02 13:55:05 /19/6tix0
儒教ってルサンチマンの宗教だったのか!
これは意外。
自分にとって儒学者のイメージは、冷静沈着、温厚篤実な老紳士。
読んでみようかな?
656:名前は誰も知らない
09/01/02 14:27:23 RaMAMeto0
「ピーク・オイルパニック」ジェレミー・レゲット
ピークオイル問題を地球温暖化問題と併せて現状分析を行い、解決策を探る
・ピーク・オイルとは?
油田は埋蔵量のある程度は採掘してしまうと単位時間当たりの生産量は減り始める(ハバート曲線)
この生産の最大点をピークオイルという
・ピークオイルは2000~2010年に迎えたとする意見多し
・また、産油国各国の石油確認埋蔵量は過大に見積もられている可能性が高い
・非在来型石油(タールサンド、オイルシェール)等は既存の石油の代替エネルギ-とはなり得ない
← 採掘コストが高い(莫大な天然ガス、淡水を消費)
・ピークオイル問題を避けようとすると地球温暖化問題に捕まる
→地球温暖化自体、科学的にマユツバ・・・
・ピークオイル問題を解決するには自然エネルギーを最大限に活用することで克服可能(太陽電池、風力発電etc..)
→著者自身が自然エネルギーの会社の代表を務めているため割り引いて話を聞く必要(ポジショントーク)
657:名前は誰も知らない
09/01/03 17:52:41 98g774/A0
難しいことはいいからw
658:名前は誰も知らない
09/01/03 20:32:13 b9HQNsoI0
ラブクラフトっておもしろいね
アホなことに、アニヲタやラノベ好きが読むもんだろって勘違いしてた
659:名前は誰も知らない
09/01/03 20:32:59 lPrj1jgV0
そりゃ不幸な誤解だ
ボルヘスもラヴクラフティアンだったんだぜ
660:名前は誰も知らない
09/01/03 20:34:33 WXNNSs8U0
大勝軒のオヤジが書いた本を読んでみようかと考えている。
ちなみに、そのラーメンを一度も喰ったことはない。
661:名前は誰も知らない
09/01/03 21:06:17 sMh2jORL0
「悼む人」天童荒太
久々に小説を読んだ気がする
終盤の視点がやや好みではないけれど、悼む人についての様々な問答が興味をそそる
読み初めとしては、今年はたくさん読むぞという気を起こしてくれる良い一冊だった
662:ネオプーアル茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/03 22:20:59 YWzFPn8Y0
夢野久作
江戸川乱歩
香山滋
中井英夫
小酒井不木
梶井基次郎
ニーチェ
年末年始に読んだ作家
663:名前は誰も知らない
09/01/04 22:35:14 PpUkY/GU0
芥川賞
鹿島田真希「女の庭」(文芸秋号)
墨谷渉「潰玉(かいぎょく)」(文学界12月号)
田中慎弥「神様のいない日本シリーズ」(同10月号)
津村記久子「ポトスライムの舟」(群像11月号)
山崎ナオコーラ「手」(文学界12月号)
吉原清隆「不正な処理」(すばる12月号)
直木賞は恩田陸「きのうの世界」(講談社)
北重人「汐(しお)のなごり」(徳間書店)
天童荒太「悼む人」(文芸春秋)
葉室麟(りん)「いのちなりけり」(同)
道尾秀介「カラスの親指」(講談社)
山本兼一「利休にたずねよ」(PHP研究所)
664:名前は誰も知らない
09/01/04 22:40:15 7xzpIQ6r0
芥川は鹿島田か田中がくる
直木はわからん
665:ネオプーアル茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/04 23:11:24 /NsDExNP0
「ドグラ・マグラ」は純文学且つ大衆文学ってことになるのかな?
666:名前は誰も知らない
09/01/05 00:01:36 LrCHXrJ9O
前に書いた春日武彦の「不気味な~」を読んだ。
前に書いた通り、小説と自分の体験を併せた「評論」とも「エッセイ」とも言えるし言えないとも言える内容。
著者の若い頃の個人的エピソードは俺の感性に馴染む。
極度の運動音痴とドアーズファンと「げんなり」が口癖との3点で、
かなり自分向きの書き手という気はずっとしていたが…
落ち着いたトーンなので読みやすいと思う。
667:ネオ黒豆茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/05 09:42:45 vPhjm+ee0
今年はバタイユ、澁澤龍彦あたりに手を出したい
668:ネオ黒豆茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/05 09:46:25 vPhjm+ee0
久生十蘭全集が新たに刊行されている
この調子で小酒井不木、大下宇陀児、蘭郁二郎あたりも頼みます
669:名前は誰も知らない
09/01/05 15:37:00 eiDOSHza0
浅田次郎の「地下鉄に乗って」を読んだが
すごいよかったな、親子関係とかを改めて感じた一作だった。
670:名前は誰も知らない
09/01/05 16:10:51 MBU/+0do0
>>660
わらった。
食ったら読みたくなくなるかもよ。
あの親父。弟子入り申し込まれて、断らないらしいね。
一週間程度修行して開業した連中が、評判落としてると思う。
上手いところと不味いところの差も大きい、大勝件は。
自分は、池波正太郎でも読んでみるよ。
仕掛け人シリーズ。
671:名前は誰も知らない
09/01/05 16:29:49 5dyzCaFv0
>>668
日野日出志を一冊は持ってるとみた
672:名前は誰も知らない
09/01/05 22:16:59 eiPVDnvj0
芥川賞受賞作は読書感想文は最高に書きづらいが気楽に読む分には楽しい
今んとこハズレがない
でも今wikiで過去の受賞作確認したらまだ20%くらいしか読んでないや
673:ネオ黒豆茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/05 23:44:13 VILmIn1D0
>>671
好きだけど持ってないよ
674:名前は誰も知らない
09/01/06 08:05:44 0VyD/UicO
文学なんて何一つ役に立たないなんて分かりきってるのに、
懲りずに三浦雅士の脳に飛び込んでしまった。
車谷長吉「女塚」の解説「独り相撲の論理」が面白かったのだ。
675:名前は誰も知らない
09/01/07 22:38:09 1f9LCscH0
>>591に教えてもらった春日さんの『幸福論』読んでるが、これは確かにいいなw
エピソードや著者のものの見方も面白くて、良質な短編集を読んでるようでもある
この中に出てきた、遊園地の、円筒形の回転するアトラクションてのが非常に気になる
客が数人入ると係員がスイッチを入れ、遠心力で客が壁に張り付くわけだが、その間徐々に床が沈んでいくという
見知らぬ人と向かい合って照れくさいまま壁に張り付いて回転するという絵がとても見てみたいんだが、
これ結局なんていう遊具なんだろうな
676:名前は誰も知らない
09/01/08 19:22:59 OeuHaRbr0
流行りを押さえようと思って
東野圭吾の流星の絆を読んでみた
登場人物がみんなキャラ立ちしてて
なかなかおもしろかった
静奈の「だから惚れてないって」がちょっと笑えた
677:名前は誰も知らない
09/01/08 19:38:33 O6odMDcN0
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」を読んだ。
言い回しとか雰囲気は、さすがに「戦前」だった。
678:名前は誰も知らない
09/01/09 01:00:01 L+yfr2mQ0
向井敏の文章読本を読んだ。
細かい部分については時々「?」と思うが、彼の主張は小気味良い。
世間でどれだけ名文とあがめられているものでも、自分がつまらない文章だと思ったら容赦しない。
「こんなにはっきりと物を言う人がいたのか!」とびっくりした。
679:名前は誰も知らない
09/01/09 19:50:31 aD7c8Smc0
セシリア・アハーンの「P.S.アイラヴユー」を読んだ
夫を亡くした女性の再生と人生の再出発を優しく丁寧に描いていく
周りの人たちにきちんと役割を与えている点が好感度大
また物語がスタートした時点ですでに亡くなっている
夫ジェリーにも温かな存在感を与えている点も評価すべき
死んだ夫を死してなお愛し続けるホリー
自分の死後も生きていくであろう妻のために手紙を残すジェリー
涙を禁じえない場面が何度もあった
少しづつジェリーを過去に変えていくホリーに思わず声援を送りたくなる
個人的にはお兄さんのキャラが物語に奥行きを持たせていて良かった
これは作者の1作目の小説ということがまず驚きだ
20歳そこそこの女性がここまでの話を書けるとは特筆に値する
あげるとすれば
ラスト10ページで物語をささっとまとめてしまった感じがあるのがやや難点と言えば難点
それまでゆっくり時間をかけていたのが何だったのかと思えるダッシュぶり
それでも、死の床にいる夫が妻のために10通の手紙を残すなんていい話だと思う
映画はDVDになったら絶対に見ようと思う
680:名前は誰も知らない
09/01/10 01:22:33 MldPY4Ug0
マルキド・サドってどうなの?買おうか迷ってるんだけど…
681:名前は誰も知らない
09/01/10 05:56:22 zVT/FTsK0
このスレ見て結構面白そうだとおもって本屋行くんだけど大抵置いてない。
数十万冊もあるようなメガ書店でも無いものが多い。ちょっと古めの物とか外国物とか。
注文するしかないか。パラパラと立ち読みした上で買いたいんだが本当は。
682:名前は誰も知らない
09/01/10 09:24:01 20H7TTHx0
サタンのシナゴーク / アンドリュー・ヒッチコック
これでもかというくらいのユダヤ人に対する罵詈雑言
よくこんな本を出版できたなと思う
683:名前は誰も知らない
09/01/10 10:40:38 MPSHkGBy0
サドは前に1冊だけ読んだ
エロ・グロの描写は意外におとなしいが、エロ・グロが行われそうな
シチュエーションの描写はなかなか
想像力が掻き立てられる
でもエロさは期待できない
バタイユの眼球譚は文学性が俺にはまったく理解できず、ただのエロ小説だった
今までで一番エロかったのは中公文庫、ピエール・モリオン著、生田耕作訳
「閉ざされた城の中で語る英吉利人」で、電車の中で読むのがためらわれるエロ小説だった
684:名前は誰も知らない
09/01/10 14:40:50 +Q/URpMU0
私はサドの小説の主だったものは読んだし、評伝や書簡集まで買ってしまった
ところで、本屋に行くと、海外作家の本棚は一つだけしかなくて、残りは全て日本人作家の本棚だったりする
私は海外作家しか読まないので困る
685:名前は誰も知らない
09/01/10 18:33:49 sVN92LhRO
>>675
そうそう、春日さんはエッセイも語り口が「小説」なんだよな。
最近小説も出したようだが(俺は未読)小説家としても活躍してほしい。
686:名前は誰も知らない
09/01/10 21:45:21 LB4NHT1j0
サドは痛快だがエログロ妄想がいきすぎ。描写はあっさりだが発想が子供かよっていう感じの暴走ぶり。
マゾッホは情景描写がとても美しかった。意外とマゾではない
バタイユは単にエロすぎる。
ナボコフが小説として一番面白かった。
澁澤龍彦のエッセイがすき。少女コレクション序説とかいいよね。
687:名前は誰も知らない
09/01/10 22:55:37 wRUSBg2O0
綿矢りさ 「蹴りたい背中」
これは凄い!本当に凄い!
何が凄いってこの小説、何も事件が起きないのだ
事件らしい事件もないまま
アウトローな女子高校生の日常が淡々と描かれていく、それだけなのだ
でも、高校生活なんてそんなものである
普段の生活では何も起きないのだ
ドラマらしいドラマなんて起きないのが現実なのだ
この小説のリアルさはそこにある
一歩間違えたら女子高生のつまんないブログかケータイ小説みたいになってしまうところだが
これが絶妙なバランスでおもしろい
登場人物も3人だけ(ハツ・にな川・絹代)なのも凄い
小さな世界を小さいまま始めて終わらせる綱渡りみたいなスリリングな小説
10代の少年少女を丹念に丁寧に描けたのはきっと
著者が10代だったからこそだと思う
スーパータイムリーな小説
もしも2、3年遅く書き始めてたらきっと違う小説になってたんじゃないかな
そりゃ芥川賞取るわな
688:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/10 23:13:19 nJTraFRi0
梶井基次郎にだってそんな作品あるよ
689:名前は誰も知らない
09/01/10 23:47:00 EASuCvU90
ラッセル幸福論面白かった。
俺も超越するわ。
690:名前は誰も知らない
09/01/11 00:23:48 8d7z47dj0
>>685
あの「小説」感が何に起因してるんだろうと思ってたんだけど、
論文書くときの症例報告の手際にすごく似てるんじゃないかということでとりあえず膝を打った
出版したという小説も読んでみたいね
どんなスタイルで書くのがとても興味深い
691:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/11 01:44:03 yuZrM3EC0
バタイユの眼球譚ってエロ小説なの?
なんか想像してたのと違うな
692:名前は誰も知らない
09/01/11 09:01:58 s+cPVd7X0
>>687
綿矢は俺も好きだがあんま絶賛しないでくれw 薄っぺらく感じちゃうんでなw
「インストール」も読んだが生々しさもあって面白かったな。いい個性してる。
693:名前は誰も知らない
09/01/11 09:55:10 Zhw6uehP0
綿矢りさは俺も好き
3作目がひどい出来だったのが残念でならない
694:名前は誰も知らない
09/01/11 10:02:21 0dqaqgxg0
「ぬれた」しか憶えてない。
695:名前は誰も知らない
09/01/11 14:09:16 3potrmSy0
綿矢りさは孤男を冷やかしの目で見て観察してそうだから嫌いだ
696:名前は誰も知らない
09/01/11 15:33:40 qu0RdDKd0
「芋虫」江戸川乱歩
手足が無く、耳も聞こえない男が、妻に陵辱さる話。
読後の後味の悪さが、今も消えない。
697:ぬこマスク ◆HwIBBCgR66
09/01/11 15:40:27 u8cjjrui0
>>696
それ、俺も読んだ事ある
今でもトラウマになってる
人間椅子とかだったら最後はジョークで落としてるから良いけど
芋虫はマジでヤバい
698:名前は誰も知らない
09/01/11 19:26:58 Zez/6Z6J0
ユルス
これをどう解釈したらいいか?
699:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/12 02:28:09 MXO9vREZ0
「芋虫」は良い作品だね
個人的には「D坂」みたいな本格作品よりもこういうやつのほうが好き
700:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/12 02:33:42 MXO9vREZ0
正月に久作の乱歩評を目にする機会があったんだけど、
自分と似てて少し驚いた
701:ぬこマスク ◆HwIBBCgR66
09/01/12 02:35:17 w1iW2Jat0
そういえば乱歩の作品で、タイトルは忘れたけど
鏡マニアの男が、内部が鏡張りになってる球体の中に入って
そこであまりにも恐ろしいものを見たせいで
発狂してしまった作品があったけど
前にTVで、それと同じ実験をやってたから興味深く観たけど
別にどうって事ない映像だったからガッカリした
702:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/12 02:39:51 MXO9vREZ0
鏡地獄だね
同じ様にマニアックな性癖を扱った作家、蘭郁次郎の全集が出ることを期待してる
三一書房には頑張って貰いたい
703:ぬこマスク ◆HwIBBCgR66
09/01/12 03:00:38 w1iW2Jat0
この前、母親の本棚にある本をいくつか読んでみたら
阿刀田高と、笹沢佐保のが面白かった
704:ネオ煎茶 ◆DuCKQjrhEY
09/01/12 03:12:21 MXO9vREZ0
今日古本屋で京極夏彦の「覘き小平次」を数ページだけ立ち読みしたら、結構面白そうだった
705:名前は誰も知らない
09/01/12 08:47:53 oyzRpwxS0
コテハンのどっちが集団ストーカーの被害者(笑)なんだっけ?
706:名前は誰も知らない
09/01/12 09:02:28 A83Bz8WA0
コテハン超うざいんだけど
707:名前は誰も知らない
09/01/12 10:10:45 oyzRpwxS0
>>706
あんまり言うと集団ストーカー扱いされるよ
708:名前は誰も知らない
09/01/12 10:26:09 HYoVSqX/0
弧男なら西村寿行じゃないか?
709:名前は誰も知らない
09/01/12 12:53:46 GtL3I0u80
ワンパターンじゃない?
とりあえず女犯しとけみたいな…
710:名前は誰も知らない
09/01/13 06:14:33 Pdp9w5YnO
前に挙げた春日武彦、
売れっ子内田樹との対談本があったが
あれで知名度が上がるだろうか…
興味を持った人には「幸福論」を大プッシュしたい。
押し付けがましいポジティブな本ではなく、
「幸福」が何なのか分からなくなる、
「幸福」という言葉の意味が溶け出すような経験ができると思う。
「幸福論」を読んで、春日武彦が現役の物書きの中でも指折りの人物だということを確信した。
「無意味なものと不気味なもの」も俺の期待を裏切らなかった。
711:名前は誰も知らない
09/01/13 06:24:12 n24ut0JkO
>>710
春日武彦と内田タツルの対談本を読んだけど(タイトルは、なんちゃらに健全な魂は宿るだったか?)、イマイチ。てか、対談本は馴れ合いが多く、ハズレが多いと感じる。
幸福論より中島義道の「不幸論」の方が、孤男にはしっくりくるかも。
712:名前は誰も知らない
09/01/13 06:34:06 Pdp9w5YnO
最近文庫化された吉本隆明「詩の力」
戦後の現代詩を主軸に読解。
前に「日本近代文学~」について書いたが、これについても言うことは変わらない。
俵万智の「職業的な自意識が言葉の上に現れていない」作品に触れて
「人間としての人格的な理想」とする著者だから書ける、
詩というものについて興味がある人間なら
誰が手にとっても損はないだろうという内容になってる。
谷川俊太郎、鮎川信夫といったお馴染み名前だけでなく、
歌謡曲の歌詞などにも触れている。
713:名前は誰も知らない
09/01/13 06:41:06 Pdp9w5YnO
>>711
もう1冊対談本出てるけど、そっちは春日さんは
ほとんど聞き役でがっかりした。
中島義道「不幸論」も良かったが「ぐれる」はもっと良かった。
「作家のぐれかた分類」は笑わせてもらった。
あの分類、2割くらい首を捻るところがあったが、
大体は納得した。
714:名前は誰も知らない
09/01/13 07:50:22 ftIQN9uuO
>>710
それってラッセル幸福論?
715:名前は誰も知らない
09/01/13 13:15:13 HzEV8EouO
春日が列挙した幸福はどうも春樹臭がしたんだが、俺だけ?
716:名前は誰も知らない
09/01/13 21:40:23 Q7EM7JVh0
弧男ならコレおすすめって本おしえてくらはい
717:名前は誰も知らない
09/01/13 21:57:31 B+NFin9Q0
>>716
『アウトサイダー』コリン・ウィルソン
718:名前は誰も知らない
09/01/13 22:08:05 K2Gdlu640
諏訪哲史「アサッテの人」
芥川賞にしては面白い!
誰もいないエレベーターの中、
両手を上げてチューリップの形の真似をする男に共感した。
719:名前は誰も知らない
09/01/13 22:21:12 I9UvPO+90
>>716
ロレンゾ・カルカテラ「スリーパーズ」
あの輝くような少年の日々。人生は何と残酷なのか。
俄然おもしろくなるのが復讐劇の始まる第三部から。
読むのが面倒なら映画版をどうぞ。
720:名前は誰も知らない
09/01/14 02:01:53 tsbGO+wP0
弧男とは関係は無い気もするけど、好きだよ。
721:名前は誰も知らない
09/01/14 10:20:59 fk9NKleb0
>>716
神林長平「戦闘妖精・雪風」
722:名前は誰も知らない
09/01/14 18:50:31 qt169tL70
「僕には数字が風景に見える」
アスペルガー+サヴァン症候群+ゲイの著者の自伝
この人の数学や語学の能力は本当にものすごくて
円周率を2万桁まで覚えたり、1週間で外国語をマスターしたり
発達障害ゆえに対人関係に苦労することが多い幼少の頃
やがて信頼できるパートナーを得て、自身の能力を活用し、立派な成人に成長する
この手の話を読むとどうしても特別な才能に恵まれなかったただの発達障害者に思いを馳せてしまう
まあどうにもならない問題ではあるんだが
723:名前は誰も知らない
09/01/14 18:52:56 WZYbSOYh0
ジョン・ファウルズのコレクターもかなりのものだよな。
出版社/著者からの内容紹介
網で捕った蝶を殺し、虫ピンで止めて飾って眺めるのを生き甲斐にしていた孤独な青年が、
ある日それを美しい女に試みようと思い立ち娘を誘拐する……
一面、警察の調書のように非個性的でありながら、
表現力豊かな文体で描かれたサスペンス小説の傑作。
わが国でも公開された米映画の原作。
724:名前は誰も知らない
09/01/14 19:08:07 tHN+qE9/0
>>723
ファウルズは「魔術師」も凄い傑作だよ
ただし、・・・・どういうことだったの?という感想で俺の頭の中がいっぱいではあったが、
それでも打ちのめされた。
725:名前は誰も知らない
09/01/14 22:31:12 dgXZ+EfVO
夏の扉読んで見ようかな。ぬこ出てくるし。
726:名前は誰も知らない
09/01/14 22:59:00 HYcbcqa+0
絵本だけど自殺うさぎ読んだ
オレも自殺しようと思ってるから、いろいろ考えさせられた
しかもうさぎかわいかった
727:名前は誰も知らない
09/01/14 23:59:56 WezYbzv70
チェーホフの「中二階のある家」
いいよね
728:名前は誰も知らない
09/01/15 00:51:15 2A4v9mweO
中二病乙
729:名前は誰も知らない
09/01/15 02:13:04 jujFzfcd0
>>727
ニコルソン・ベイカーの「中二階」もいいよ
730:名前は誰も知らない
09/01/15 03:08:48 4oHKGxSwO
ミル自由論 神
731:名前は誰も知らない
09/01/15 03:20:51 w5K3oJUa0
カール・シュミットの政治神学買って来た
古本屋で安く手に入るとうれしいな
732:名前は誰も知らない
09/01/15 15:57:39 coiarUfF0
ファウルズが好きな同志がいたとはうれしいね。
漏れも「魔術師」と「コレクター」読みますたよ。特に「魔術師」は自分の
中では「百年の孤独」や「カラマーゾフの兄弟」と並んでベストに入る。
でも、ファウルズのほかの作品はなかなか手に入らない。この前、どうにか
「マゴット」は手に入れた。
733:716
09/01/15 18:33:52 tEPZbMsr0
どうも。テスト終わったら借りたり買ったりします。
なんかこう、孤男だと読んでて辛いモン(幸せな家族とか友情を描いたもの)は読んでて苦しくなるから
出来るだけ手を付けたくないのよね…。
幸福論が結構読まれてるみたいだけれど努力論も推してみる。